ビックリしたなぁ
帰り際、アサイさんに
「ハンズに毛糸を買いに行って、ちらっと渋谷(のお店)に寄ろうかと思って。ん?ギネスでも飲んで、夜ご飯は家で食べるつもり。だってまだ月曜日よ?」
なんて話しをする。一緒に会社ビルを出て、1ブロック先で別れる。JRの彼女は右へ、銀座線のワタシは左へ。
蒸し暑い中ハンズまで歩いたのに、目当ての毛糸はもう売っていなかった。新宿まで行かなくちゃ買えないかなぁ...と思いながら、お店へ向かう。
入り口のドア越しに中を見るとレコード前に女性が一人座っていて、イシカワさんと話をしていた。見覚えのある女性。あのタバコケースも白くて小さい携帯電話も見覚えがある。イヤ知っているとか知らないとかではなくって、ちょっと、なんでアサイさんがここにいるの!?
「どうして?何やってるの!?」
渋谷に行くと聞いた時ちらりと一緒に行こうかと思ったけど、ワタシが一人で飲みたいと思っていると悪いから...と遠慮した彼女。だけど駅までの道すがらに「やっぱり飲みたい」と思って、お店に来たんだって。
当初の企画が「ちょっと飲んで夕飯は家で食べる」だったので、つい、食事をするタイミングを逸してしまう。何も食べずに、らしくないノンビリペースでお酒を飲む。
イシカワさんと一緒におしゃべりしている間は「月曜日にちょっとだけお酒を」という雰囲気だったけど、そのうちとても月曜日とは思えぬテーマがめくるめく展開し、結局、終電間際になってしまった。
いつまでも工事が終わらない交差点の赤信号を少し無理して渡り、このまま勢いで突っ走るかどうか、顔を見合わせてかなり真剣に悩む2人。
「飲んだ翌日は絶対に!休んぢゃイケナイんだよ?」
というポリシーを共有しているワタシたちは、翌日の惨劇を想像して、それぞれ家路につくことにした。