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2005/07/16

まずは記号の謎から

リコーダーの楽譜について調べていたら、楽譜をpdfで公開しているサイトを見つけた。編成がソプラノとアルトの2つになっているものがあったので、楽譜を見たってどんな曲かわからないけれど、とりあえず印刷。昨日(立ち飲み屋による前に)、アサイさんに見せた。

ひぇ~こんなの読めませんよ!

ワタシだって!だけどピープー吹きながら頑張って数えていれば、当時のレベルには戻れると思うんだ。小学生レベルに(笑)
ねぇ、これが1コなら、これは0.5コの長さだったよね。で、これは0.25だよね、あ、4分の1って言うのかなぁ。

うーん、1コと言うのかなんていうか、でも、そうです、それが1ならコッチは0.5です。
…イシダさん、これってフラットですよね?

うん、こっちがシャープだから、それはフラット。

じゃあこれは…?

…見たことあるよ、見たことあるよ。
なんだっけ?シャープ?違う、シャープはこっちだから、違う。似てるけど違う。なんだっけ!?

顔を見合わせて固まってしまったワタシたちは、こうして、2人の「リコーダークラブ」計画が記号の謎を解明するところから始めないとイケナイ事を知る。でもきっと大丈夫。便利な時代だもの、記号の謎だってきっとネットで調べられる。

さっそく調べました。簡単にいくつもページが見つかったよ。主な記号を説明してくれていたり、読み方を解説してくれていたり。
ワタシたちが固まってしまった記号は「フラット」で、1コと呼んだのは4分音符、0.5コは8分音符でした。

2005/07/15

熱いキス

会社ビルを出たところで「今日は暑かったからビールがおいしいかもネ」と話したのが、事の発端。2人してキラリと目を光らせて、アサイさんと「ちょっとだけ」飲んで帰ることにする。

会社のそばに、立ち飲み屋をみつけた。
そこはオシャレなお店ではなくて、サラリーマンオヤジ御用達の、普通の立ち飲み屋さん。ちょっとだけ飲んで帰るにはピッタリ。

お店の前に出ている台に陣取り、大きめの灰皿の中にお金を入れたら準備完了。たとえオヤジしかいないボロい立ち飲み屋でも、これはこれで「オープンカフェー」なワケで。涼しい風に吹かれながらビールを飲み、灰皿のお金を掴んで小さな店内にすべりこみ、冷やっこなんぞを持って台に戻る。
灰皿の中のお金が無くなったら帰ろうネ、なんて雰囲気で。

実家暮らしのアサイさんは、金曜日の夜だけ、まこっちゃん(彼女のステディ)の家に帰る。突然の寄り道を決めたワタシたちは、携帯メールを送ったり、電話がかかってきてもスグに気が付くように携帯のマナーモードを解除したりして、お互いに相手の事を気にかけながら飲んでいた。

…はずだった。

若いサラリーマンが日本酒をご馳走してくれたので、遠慮なくいただく。ワタシのタバコの趣味が渋いと何度も繰り返す人には、チェリーを1本あげた。デンマークから一人で旅行に来ている外国の人とインチキな英語で話し、彼のデジタルカメラに収まる。飲みすぎて何を言ってるのかさっぱりわからないオヤジの説教をありがたく拝聴した。灰皿のお金はなぜか減ることがなく、いつまでも終わらない「ちょっとだけ」の時間。

乗りなれない都営新宿線に乗り、さらに乗り換えなくてはいけない彼女がなんだか心配。ホームまで一緒に行こうね、電車に乗るまで一緒にいようね、ホームでまこっちゃんに電話しようね、駅まで迎えに来てもらおうね。
まこっちゃんに電話して「イシダさんといるから、帰らないから、私帰らないから」と言う彼女。パワー炸裂、こりゃイカン。電話を代わり、笹塚行きの電車に乗る事、私も一緒に行く事、笹塚まで迎えに来て欲しい事を告げる。

笹塚で降りた私たちを迎えたのは、明らかに怒っているまこっちゃん。
帰らないといい続ける彼女、黙ったままの彼。ワタシの鞄を抱きしめている彼女と目を三角につりあげている彼を、少し離れて見守るワタシ。

ワタシのために駅のホームまで来てくれた彼ら。
今度はワタシが、乗りなれない電車に乗らなくてはいけない。もう家までの電車はとうに終わっている。どこまで電車でいけるかな。

…こんな風に書くと、ワタシはしっかりしているように思う?
決してそんなコトないよ。ワタシもパワー炸裂。
だって彼女と、かなり熱いキスを交わして別れたんだもの!

2005/07/14

楽譜を見に行く

(1コ前の「リコーダークラブ」から続く)

こういう時の行動力と言ったらそれはもう、並々ならぬモノがあるワタシ。
さっそく楽譜を見に行く。大きい楽器屋さんなんて銀座のヤマハ位しか思い浮かばないから、会社帰りに銀座へ。4丁目の交差点で山野楽器の看板が目に入り、こちらの方がほんの少し近いので、山野楽器へ行くことにした。

楽譜売り場で、なんとなくこっそりとリコーダーの楽譜を探す。誰もそんなコト思わないとわかっていても、慣れない売り場での場違いな自分にドギマギしちゃう。多いのはピアノとギターの楽譜、そして、バンドスコア。特にバンドスコアは、1冊の厚みもあって棚を大きく独占していた。需要も多いのカナ。パート譜も結構多かったのかも。あの薄さであの棚の幅だったから。

えぇとリコーダー用は…
ありました、少しだけど並んでいます。

売られていた楽譜は、大きく分けて、初心者でも楽しく!という雰囲気で曲のメロディだけが簡単にアレンジされているものと、学校で使われていそうなアンサンブル集の2種類。前者はヒット曲が多く載っていて、後者はホントに授業にピッタリなんだろうなぁという曲ばかり。

メロディだけがつらつら書いてある楽譜なんて役に立たないのでダメ(テキトウにピープー吹いていればわかるじゃんねぇ)。アンサンブル用は果たして吹いていて楽しい曲なのかどうか!?という問題があるけれど、なにしろアンサンブル用だから、買うとしたらコッチだなぁ。でも合奏のは4人でやるヤツが多かった。2人用は少し。

お友達と2人、地味なリコーダーで好きな曲を合奏するには、まず好きな曲をそれ用にアレンジしなくちゃいけないのかしら。だけどそんな特殊技能はワタシには備わっていないから、アレンジされた楽譜の中から好きな曲を探すしかないんだワ。

フムフム…と思いながら、その場を離れる。

ちょうど「ウクレレフェア」が開催中で、初心者向けの教則本が集められていた。ウクレレだもの、当然手にとる。弦の押さえ方から始まって、タブ譜まで載ってた。リコーダーよりウクレレの方が気になる。でもガマン。
弦楽器売り場で、ウクレレの値段をチェック。入門用の一番安いヤツは13,000円だったカナ。思っていたよりも少し安い。なんだ安いんぢゃん…いや、でもガマン。

ギターのピック選びが楽しそうな、女子高生3人組み。ギターケースを持ったコ、ドラムスティックで肩をたたき続けるコ。もう一人のコはピンクと赤のピックを手に取り思案中。
学校が近所なんだろうナ。

頭の中がグルグルし始める。
あれ、ワタシ、今日はリコーダーの楽譜を見に来ただけだったのに。

リコーダークラブ

アサイさんと「リコーダークラブ」結成!?という話になり、平静を装うモノの実はとても胸がアツい。
(リコーダーは小学生の頃に皆がやってた縦笛のことです)

好きだったのよねぇ、リコーダー。
クラスの女の子(自分でも信じられませんが誰とやっていたかどうしても思い出せない)と、放課後に練習してたんだ。クラスのみんなとは違う難しい楽譜を先生に何枚もねだって、上のパートと下のパートに分かれて、頑張っていたのよ。

アサイさんは当時使っていたリコーダーを今も持ってるって言ってた。ワタシはとっくに処分したけど、小学生用の安いヤツを買えば良い。楽譜は大きな楽器屋さんへ行けばきっと、リコーダーアンサンブル用にアレンジされたヤツがあると思う。

問題は練習場所。
仕事から帰ってきた夜にピープー練習するのは、近所迷惑なのではないかと思う。楽器の練習は暗くなってからやってはイケナイ事だって、小さい時、お母さんに言われたもの。それに、イシダさんにも叱られそう。かといって昼休みに会議室で吹くのは、さすがのワタシもちょっとアレ。
そしたらアサイさんに「カラオケボックスですよ!」と言われた。そうか、一緒に合わせて練習するときはカラオケボックスで良いネ。
だけど自分一人で練習するときは?

全国のバンド少年は、いつもどこで練習しているんだろう。
おこづかいだって少ないし、毎日スタジオ練習なんて出来ないよね。エレキギターのコなら、スイッチをオフにしておけば小さい音しか出ないから部屋で練習できるかもしれないけど、全国のバンド少年がみんなエレキギターぢゃないもんね。フォークギターで弾き語りのコもいるし、ドラムのコや、ブルースハープ習得に燃えるコもいるよね。
どうしてるんだろう。
あ、学校で練習してるの?軽音楽部の部室とか、そういう場所で!?
うーんでもなぁ。学校サボってバンドやるからこその「ロック少年」だしなぁ…
(イマドキそんなコはいないのでしょうか)

いっそのこと橋のたもと?
葛飾区には川がいっぱい流れてるし?
30年前の青春ドラマのように?

2005/07/13

いつも楽しそう

今朝タバコの自動販売機の前でお財布を出そうとしたら、その販売機の前に用意されているベンチでタバコを吸っている人に
「いつも楽しそうに歩いてますよね」
と話しかけられた。薄いピンクのネクタイをしたサラリーマンで、30代後半…といったところ。時々利用する場所だけど、見覚えはないと思う。知らない人。

「ワタシですか?楽しそうに?」
「いつもニッコリっていうか」
「音楽を聴いたり植物やビルの工事を観察しながら歩いているからかもしれません」
「ビルの工事?楽しいんですか?」
「大きなクレーンで、鉄骨を吊り上げたりするのが面白いです」
「今日は何を聴いてるの?」
「ここのところは、ずっとルーリードです」
「へぇ…そんなの聴くんだ、みかけによらず渋好みなんだ」
「(ちょっと肩をすくめるワタシ)」
「だから黒が多いんだ」
「???」
「ファッション。黒が多いよね」
「あ、それは選ぶのがラクだからで、ルーリードとは関係ありません」
「そっか(笑)」

あとはテキトウに会釈して、失礼しますなんて言いながら別れる。

お昼にアサイさんに話したら、目をまるくして驚かれる。
ワタシも最初は少しびっくりした。だって、話しかけてくる人はたいていオジさんかオバちゃんで、今日のように若い人は珍しいから。でも、彼はきっとワタシと同じように愛想が良くて人懐こいタイプなのだろうと思ったからなのか、あまり抵抗感はなかった。

彼女に「それって新手のナンパかストーカーじゃないんですか!?」と言われたけど、朝8時50分にビジネス街でナンパするヤツはいないだろう…ということで、ナンパ案は却下。見た目も話した感じもとても普通だったので、ストーカー案も却下。

朝のビジネス街は、みんなが下を向いて足早に歩いている。そんな中、表情をクルクル変化させながらアッチを見たりコッチを見たり足を止めたりしているワタシの姿が、たまたま目に留まっただけなのではないか?というコトで落ち着く。
アサイさんには「でも服の色までチェックされてるっていうのが…」とも言われた。最近は物騒な世の中だから、ワタシのように気軽に見知らぬ人と話すようなタイプの方が、事件に巻き込まれる確立が高い気がする…って。

知らない人との世間話もキケンかも知れないなんて、なんだかイヤな世の中だと思わない?でもまぁ、小学生の登下校に親の送迎も珍しくない時代だからなぁ…

2005/07/11

ビックリしたなぁ

帰り際、アサイさんに
「ハンズに毛糸を買いに行って、ちらっと渋谷(のお店)に寄ろうかと思って。ん?ギネスでも飲んで、夜ご飯は家で食べるつもり。だってまだ月曜日よ?」
なんて話しをする。一緒に会社ビルを出て、1ブロック先で別れる。JRの彼女は右へ、銀座線のワタシは左へ。

蒸し暑い中ハンズまで歩いたのに、目当ての毛糸はもう売っていなかった。新宿まで行かなくちゃ買えないかなぁ…と思いながら、お店へ向かう。

入り口のドア越しに中を見るとレコード前に女性が一人座っていて、イシカワさんと話をしていた。見覚えのある女性。あのタバコケースも白くて小さい携帯電話も見覚えがある。イヤ知っているとか知らないとかではなくって、ちょっと、なんでアサイさんがここにいるの!?

「どうして?何やってるの!?」

渋谷に行くと聞いた時ちらりと一緒に行こうかと思ったけど、ワタシが一人で飲みたいと思っていると悪いから…と遠慮した彼女。だけど駅までの道すがらに「やっぱり飲みたい」と思って、お店に来たんだって。

当初の企画が「ちょっと飲んで夕飯は家で食べる」だったので、つい、食事をするタイミングを逸してしまう。何も食べずに、らしくないノンビリペースでお酒を飲む。
イシカワさんと一緒におしゃべりしている間は「月曜日にちょっとだけお酒を」という雰囲気だったけど、そのうちとても月曜日とは思えぬテーマがめくるめく展開し、結局、終電間際になってしまった。

いつまでも工事が終わらない交差点の赤信号を少し無理して渡り、このまま勢いで突っ走るかどうか、顔を見合わせてかなり真剣に悩む2人。
「飲んだ翌日は絶対に!休んぢゃイケナイんだよ?」
というポリシーを共有しているワタシたちは、翌日の惨劇を想像して、それぞれ家路につくことにした。

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