ナガサワさん、よろしく。
やーーーっと、散髪へ行った。
いつも切ってもらっていたイチシマさんが田舎へ帰ってしまうという時、これからは彼に...と紹介してしてくれた男の子がいたのだけれど、うっかり名前を忘れてしまっていた。
紹介された彼に切ってもらうコトもないのだけれど、やっぱりちょっと申し訳ない気がして、ズルズルとカットの予約が先送りになっていたのだ。
さすがのワタシにも限界があるので、観念して予約をしに行く。
受付の女の子に「男性で苗字がナで始まる...」と言いかけたら即座に「ナガサワですか?」と聞かれ、無事に、イチシマさんに紹介してもらった彼と出会うことができた。
そうか、ナガサワさんか。
多少気を使いながら話をする彼。
普段ならさっさと眠ってしまう(または眠ったふりをする)ワタシだけど、イチシマさんの紹介だからということもあって、それなりに会話をした。
「イチシマさんがどうして僕を選んだのか、聞いてないんですよ」
「あ、そうなんですか?聞こうかと思ってたのに」
実はワタシはイチシマさんに「無口な男性」というリクエストをしていた。しかも、無口...の部分はかなり強調して。だけどナガサワは、なんだかワリとおしゃべり?
「今日は初めてカットさせてもらっているんで、頑張って話してるんですけど、普段は全然しゃべれないんですよ、特にカットに集中しちゃうと全然ダメで」
あぁ、それよ、それだワ。
「ワタシ彼に、無口な男性とリクエストしておいたんです」
「じゃあ僕は無口だからってだけで選ばれたって可能性もありますかね」
「どうでしょうネ。ワタシの無茶な注文に応じられる人というコトでナガサワさんを紹介してくれたのかも知れませんネ」
無口な美容師さんを希望しているコトを、堂々と相手に伝えることができて良かった。
これからは、黙って切ってもらえそう。ナガサワさん、よろしくね。