夜のピクニック
省略するある理由でずっと読むのをガマンしていた「夜のピクニック」を、これまた省略するあるきっかけがあって、とうとう読んでしまった。
最初は読んだことをヒミツにしておこうかと思ったけれど、自分の中での密度が濃くなりそうなので、そうなる前に「サイキンノイシダユウコ」に書くことにした。書いてしまえば、高濃度になる危険性が低下する(気がする)。通常濃度に薄めるために膨大なエネルギーが必要になるから、そうなる前に予防線を張ろう。
(お父さん、何がなんだか意味なんだかさっぱりわからないでしょう、ゴメン。テキトウに「ふーん」とかなんとか、流して下さい)
かなり話題になったのでみんな知っているかもしれないけれど、この作品は、一日かけて80kmを歩き続ける「歩行祭」という学校行事での、高校3年生たちが主人公。内容についてはこれ以上書きません。
テンポの良い文章だったので、間違えて一気に読んでしまった。
この作品を読んで、高校生だった当時の自分について考えるのではなく、現在の自分について考えた事が、なんていうか嬉しいというか発見というか、そんな気がした。
むやみに懐かしがったりせず、口癖のように10代後半の若さを羨ましがったりせず、現在の自分について正直に考えられた事が、そんな自分が少々頼もしい。
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夜のピクニック
恩田陸
新潮社