みんなで歌う
イシダさんが、阪神と中日との試合の合間、ちらっとチャンネルを変える。
今日は日本と外国のサッカーの試合(ワールドカップに関係あるの?)もやっていて、ちょっとだけ経過が気になるみたい。
国内で行われているみたいで、青いユニフォームのファンが溢れている。
スタンドから鳴り響く応援の歌が耳に残る。聞くたびに「この曲なんだっけなぁ、ピアノで聞いた事あるんだよなぁ、確か外国の曲だったような...」と思うメロディを、青いユニフォームを着た人たちが「ウォウォウォー」と叫んでる。
TVで終盤をちらっとしか見たことがない、スタローン主演の「勝利への脱出」という映画を思い出した。
この映画には、ドイツ軍チームvs捕虜チームという、なんともわかりやすい構図のサッカーの試合があるんだけど、スタンドにつめかけた捕虜チームの応援をしている人々(つまり戦争でツラい思いをしている庶民)が湧き上がる思いを込めて、自然発生的に、全員で声を合わせて歌うシーンが出てくるんだ。
何の曲か知らないけれど、そこにいる全員が知っていて、思いを込めることができるような歌みたいなの。
上手くいえないけど、ワタシたちには、この映画のワンシーンのように「気持ちを表現するために皆で歌う」という習慣がないような気がする。習慣がないからなのか、そういうシーンにピッタリくる「誰もが知っている自分の国の歌」がないような気がする。
なんとなく、ちょっとさみしい。