1 + 2 * 3 = 9
休日出勤のイシダさんが出かけた後、つけっぱなしのままのテレビのチャンネルを、なんともなしに変えてみた。
放送大学の「情報技術と社会('05) 第4回 コンピュータと電卓は何が違うのか」という講義で、手が止まる。
黒板に「1+2*3=」という式が出てきた。
ぼんやり眺める。
もちろん答えは7なのだけれど、普通の電卓で式の通りにボタンをたたくと、答えは9になるよね。私たちは「先に掛け算しなくっちゃ!」と知っているから、足し算と掛け算が混じっていたり括弧がついてる時は、それなりに工夫して、電卓のお世話になるよね。
ところが、である。
テレビに出てきた電卓は、式の通りにボタンをたたくと、ちゃーんと答えが7になるではないかっ!?
先生の解説によると、この電卓は、小学校の算数の時間で電卓を使うようになり、教えた通りの計算結果が出ないのはマズイんぢゃないの?というコンセプトで作られたモノらしい。
気になって調べたら、各メーカーとも、このような算数学習用電卓を作っていた。
分数の表示と計算もできる。
な、なんかスゴい。
サイキンノイシダユウコに書こう。
イシダ家には、イシダさんが学生時代に使っていた関数電卓(同じ商品ではないけれどこういうヤツ)がある。理数系の学生さんは、こういう電卓がないと話にならないらしい。
それはワタシの人生には全く縁のないシロモノで、彼と暮らすようになるまで、その存在も知らなかった。
むやみに沢山あるボタン。いくら眺めても「そういえば数学でこういうマークあったかも?」という程度の感想しか出てこない。そもそも「マーク」という表現の仕方に、ダメさ加減が溢れている。ちらりと使っている様子を見せてもらったけれど、ありがたみは全くなかった。むしろマイナス。
関数電卓は要らないが、小学生用電卓はちょっと欲しい。
近所の文房具屋さんで普通に売られているだろうか。ちょっと欲しい!程度のキモチで買って良い程度のお値段だろうか。夕方雪が溶けていたら見に行ってみようかな?
むやみにアグレッシブな勢いで、小学生用電卓について考える。
で、ハタと気が付く。
ワタシが電卓を使うのって、編み物のゲージを計算する時だけだ。
しぼむキモチ。