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2006/01/22

1 + 2 * 3 = 9

休日出勤のイシダさんが出かけた後、つけっぱなしのままのテレビのチャンネルを、なんともなしに変えてみた。
放送大学の「情報技術と社会(’05) 第4回 コンピュータと電卓は何が違うのか」という講義で、手が止まる。

黒板に「1+2*3=」という式が出てきた。
ぼんやり眺める。

もちろん答えは7なのだけれど、普通の電卓で式の通りにボタンをたたくと、答えは9になるよね。私たちは「先に掛け算しなくっちゃ!」と知っているから、足し算と掛け算が混じっていたり括弧がついてる時は、それなりに工夫して、電卓のお世話になるよね。

ところが、である。
テレビに出てきた電卓は、式の通りにボタンをたたくと、ちゃーんと答えが7になるではないかっ!?

先生の解説によると、この電卓は、小学校の算数の時間で電卓を使うようになり、教えた通りの計算結果が出ないのはマズイんぢゃないの?というコンセプトで作られたモノらしい。
気になって調べたら、各メーカーとも、このような算数学習用電卓を作っていた。

分数の表示と計算もできる。
な、なんかスゴい。
サイキンノイシダユウコに書こう。

イシダ家には、イシダさんが学生時代に使っていた関数電卓(同じ商品ではないけれどこういうヤツ)がある。理数系の学生さんは、こういう電卓がないと話にならないらしい。

それはワタシの人生には全く縁のないシロモノで、彼と暮らすようになるまで、その存在も知らなかった。
むやみに沢山あるボタン。いくら眺めても「そういえば数学でこういうマークあったかも?」という程度の感想しか出てこない。そもそも「マーク」という表現の仕方に、ダメさ加減が溢れている。ちらりと使っている様子を見せてもらったけれど、ありがたみは全くなかった。むしろマイナス。

関数電卓は要らないが、小学生用電卓はちょっと欲しい。

近所の文房具屋さんで普通に売られているだろうか。ちょっと欲しい!程度のキモチで買って良い程度のお値段だろうか。夕方雪が溶けていたら見に行ってみようかな?
むやみにアグレッシブな勢いで、小学生用電卓について考える。

で、ハタと気が付く。
ワタシが電卓を使うのって、編み物のゲージを計算する時だけだ。

しぼむキモチ。

2006/01/21

好きなことを職業にする – その8

ドラえもんの「もしもボックス」ぢゃあないけれど(そういえば年齢とドラえもんの関係とは如何に?)、現実味マイナス120%だとしても、むやみに憧れる職業ってない?
ワタシにはあるよ。みんなにもあるよね!?

と、いうコトで。ムダに無茶にむやみに…
今までに妄想してきた「憧れの職業」リストアップ(笑)

お酒が1種類しかないショットバー
実際にそういうお店があるというウワサを聞いて、無性に憧れました。
場所は銀座4丁目付近。カウンター席しかない店内、ワタシの背中の棚には微妙なクラス(←重要)の茶色いお酒がズラッと並んでて。メニューなんてないの。だって、お酒は1種類だもん。
氷と水だけしか用意しなくて、だから、ストレートかロックか水割りしかないの。で、水割りだとちょっとんん!?って顔したりするの。あと、チェイサーも出してあげて良いカナ。
気に入ったお客さんにはお買い得価格、いけすかないヤツからはしっかり座料も頂戴します。だってお銀座だもの。

ヒマでコジャレたカフェー
巷で「あそこいつ行ってもヒマだよねー」と評判な、だけど贅沢に空間を使っているコジャレたカフェー。さりげなくかかるBGMは、知らない人にはただのBGMだけど、知ってる人には「おっ!?」と思わせるラインアップで攻めてみます。
もちろん、店番中は編み物です。お客さんも「まったり」しているでしょうから、店員が姿を表さなくても支障はありません、むしろ大歓迎?

月替わりランチが評判な喫茶店
少ないお小遣いのヤリクリを強いられるお父さんたちに「あそこのランチは並んでも食いたい」とクチコミで有名な、安くておいしいランチを提供。目がまわる程に大繁盛で、限られたランチタイムをいかに回すか、工夫に工夫を重ねて頑張る自分の姿に、我ながらクラクラしそう。

10年待ちでも彼女に…と言われる革鞄職人
説明なんて要らないよね、カッコイイよね、ぐっとくるよね!

インダストリアルデザイナー
思わず唸る使い安さ、愛すべきデザイン、皆に使ってもらえるお値段での流通を目指して、日夜努力を怠らないワ。お洋服ぢゃダメなのよ、工業デザインぢゃないとダメなのよ?
普段はワタシがデザインしたなんてコト、少しも表に出ないの。道具好きの編集者さんあたりが、ワリとマニアックにワタシに目をつけて、ちらっと雑誌にインタビューが載ったりして。
それを読んだ人が「あれも彼女のデザインなんだー」と驚くような、控えめながら実力派…という感じでお願いします。


番外:イシダさんが憧れる職業
表から様子が窺える居間で、テレビを見ながら店番する、タバコ屋さん

毎年必ず転びます

雪が降っています。



積もっています。



ワタシはとにかく、雪がニガテなの。そりゃあ小さい頃は、少しでも雪が降るとワクワクしたけど、いつのまにか大の苦手に。天気予報で「雪」と聞いただけで、キモチどんより。

今日が土曜日で本当に良かった。もし平日だったら、泣きながら会社へ行くことになるもの。
そして、たぶん転んじゃう。

東京にも雪が降る。たまには積もる。
周囲の誰よりも!慎重に慎重を重ねて歩いているつもりなのに(ちょっと奇妙なくらい慎重)、毎年一度は必ず、足を滑らせて転んじゃうんだよねぇ…

ガツン!と後頭部を打つ。
どうせ転ぶなら、せめて尻もち程度におさえたいんだけど。後頭部を打つくらいだから、それはもう派手に!転ぶの。周囲の人が思わず手を差し伸べてくれるほど、派手に転ぶ。恥ずかしいっ!

今日は一歩も外に出ません。

2006/01/20

ストレスってやつなの?

おとといの朝、例の女部長から「金曜日(つまり今日)から出社する」と電話がありました。

ランチタイムにオオモリさんと2人、どよーんとした顔つきで見つめあいながら「愚痴という名の傾向と対策」を練ったのですが、効果的かつ現実的なアイデアなんぞ浮かぶはずもありません。
ワタシは仕事で直接、えぇそりゃあもうモロに関わるので、彼女の「雰囲気サイアクじゃないですか!!」という悩みとは比較にならないくらい、女部長の機嫌が日々の会社ライフに影響するのです。

情けない話ですが、昨夜は女部長問題であまり上手く眠れませんでした。
ハッ!?と気がつくと、布団の中で奥歯をぐっと噛みしめています。こんなコトでは、何年もかかってようやく治ってきたアゴの調子が逆戻りしてしまいそうです。

本当ならココで「ちょっとアンタいい加減にしてよ」という趣旨を、冷静な口調で理路整然と主張するべきなのでは?と思っているので、それが出来ない自分がちょっとイヤになります。
女部長の事なんて気にせずしっかり働けば良いのでは?とも思っているのですが、これもなかなか上手く出来ず、ますます自分がイヤになります。

不思議なモノで、働く自分を「イマイチだなぁ…」と思い始めると、仕事とは関係のない日々の暮らしにまでそのマイナスのキモチが影を落とし、油断しているとうつむいて背中を丸めて過ごしてしまいそうな、そんな雰囲気が漂います。

ちょっと持ち直したかな?という感触があったのですが、昨夜上手く眠れなかった事で、その感触も消えてしまいました。
もしかして、こういうのがストレスってやつなの?


ドキドキしながら出社した今朝。
女部長の姿はフロアになく、連絡もなかった。
一息ついて、きゅっと口を結ぶ。


このドキドキを来週まで持ち越さなくちゃイケナイ事に気がついたのなら、むむむと小さく声に出し、マグカップをしっかり温め、マジメに淹れたコーヒー2杯。
おやつには、チョコレートが良いかしら。

2006/01/18

かなりハイレベル?

会社のオオモリさんは「オシャレ魂」もキチンと燃やしているのね。
そんな彼女に影響されて、最近「ワタシもオシャレ魂を発揮してみたいなぁ…」なんて、本当のホントウにささやかながら、考えるようになったんだ。

オオモリさんに、この事を話してみたの。
なんだかとてもウケたけど、とにかく、女の子には必要ですよ!と力説される。
以下、彼女の「イシダさん向け最初の一歩」アドバイス。

とにかく眉毛は整える、そして描く。
(コレがトップ項目なのね)

ムリにお姉さんぽくする必要はなくて、好きなテイストで攻める。
(ふむふむ)

時々はファッション雑誌をチェックする。
(そんなのじぇんじぇん見ないワ)

派手過ぎない口紅も効果的。
(ねぇ、ご飯はどうやって食べるの?)

鏡を見る頻度を増やす。
(うっ)

近所のコンビニへ行く時と電車に乗る時とで、服装基準に差をつける。
(えっ…?)

彼女のアドバイスが、かなり!ハイレベル!!に感じられるのは、ワタシのオシャレ魂がだいたい20歳くらいで燃え尽きているからなのでしょうか。再び燃やすとなると、相当のエネルギーが必要だと思われます。

それはきっと挫折してしまいそうな程に。嗚呼!

2006/01/17

阪神大震災から11年

(去年も書いた気がするし、来年もまた同じことを書きそうだけれど)

阪神大震災が起きた日。

それはお店時代で、仕事はお休み。夕方6時くらいから朝までずーっと!自由が丘で飲んでいた。
(お父さんごめんなさい)

最後はオザキさんのお店で、ヘロヘロになりながら、だけど慣れた口調で「近いけど良いですか?」と駅のロータリーでタクシーに乗る。運転手さんに「ついさっき大きな地震があったみたいですよ?」なんて言われて。
飲みすぎたから揺れた事に気が付かなかったです…と、今思うと間抜けな返事。

目が覚めてなんとなくラジオをつけ、ワケがわからない朝。

前夜の運転手さんの発言と増えていく死傷者数が、ぼやけた頭の中で突然に、パッと光って重なって、いつもより1時間くらい早く家を出る。

タツコさんの所でテレビを見せてもらわなくちゃ!

テレビを見ないワタシは、一人暮らしを始めるにあたり、テレビを買わなかった(貧乏だからぢゃないよ、必要ないからだよ)。通い詰めていたビリヤード屋さんには小さなテレビが置いてあって、大きなニュースはいつも、彼女のところで見ていた。

画面には崩れた街が映っていた。

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