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2006年3月22日

桜が咲いて-夜桜その1

夜桜その1

何かと話題の(話題の核心が理解できないって言ったらオトナとしてイマイチ?)靖国神社の桜が咲いて、例年よりずいぶん早い、開花宣言。

いつかの新聞コラムに「植物の開花がトップニュースになる国が他にあるだろうか!?」と書いてあったのを読んで以来、毎年、その記事を思い出す。

夜桜の話しは3つ。今日はその1。
お父さんから聞いた、夜桜の美しさ。

彼が大学生の頃は、学生運動な時代で。
その時代たるものは、その運動に身を投じる人たちもいれば、じぇんじぇんそうではない人たちもいるワケで。予想を裏切ることはなく、もちろん彼は後者だったワケで。

お友達とお酒を飲み、まんまと終電を逃した彼らはヒラメく。

「学校に行けばヤツらが寝泊りしてる」
「布団もある」
「もぐりこんでそこで寝よう」

彼らは首尾よく、終電後に布団にありつく。
だがしかし、熱いヤツらは思わぬ行動に出る。

突然叩き起こされ、ゾロゾロと列について歩く。
深夜の校庭で繰り広げられるシュプレヒコール。一体誰が見ているというのか、一体誰が聞いているというのか。

ふと目をやると、そこには満開の桜。

彼は夜桜の美しさを、初めて知る。それは、彼にとって(そしておそらく身を投じているヤツらにとっても)無意味なシュプレヒコールと共に。

子どもの頃に聞いた話しだから、テキトウに加筆修正されているかもしれない。だけれどワタシは、この話しがとても好き。

上手く言えないけれど、とても好きなの。

夜桜その2に続きます。

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