ちょっと冒険(そして爆発炎上せず)
一人で、セルフのガソリンスタンドに行った。
ワタシにとって、セルフスタンドでの給油は、カセットコンロのセットに匹敵する「爆発の危険性」がとても高い行為。そんなワタクシがなぜ、そんな場所へと行ったのか。
それは単に、油断して間違えたからなのである。
満タンに気が付かずあふれ出すガソリンが洋服を濡らす。静電気パチリ、ガソリン引火、炎上する車、炎上するワタシ、ガソリンスタンド大爆発、消防車の群れ、嗚呼!まるでハリウッド映画...
運転席で妄想炸裂。
ところがである。
妄想をかき消すべくその場を離れようとするワタシの目に、可愛らしいスクーターに乗ったヒラヒラスカートの女の子がとまった。彼女には臆する様子など全くなく(当然よね)、自然な動きで給油を済ませ環七へと戻って行った。
あのコに出来るんだもの。
説明をちゃんと読めば、ワタシにだって出来るワ。
そうよ、バクハツなんてしないのよ。
説明をよく読む、何度も読む、しつこく読む、念入りに読む。
車の位置がイマイチだったので、運転席に戻って、少々バック。
(よし。場所、オッケー)
給油口を開け忘れていたので、運転席に戻って、カチリと開ける。
(うむ。給油口、オッケー)
モンダイ発生。
静電気放電シート?そんなのないよ?どれ?どれなの!?
また運転席に戻り、飲みかけのお水で手を濡らすコトにする。
(フフ。静電気、オッケー)
モンダイ発生。
キャップが固くて開かない。もーっ。どうしてよっ!
トヨタに乗ったおじさんに開けてもらった。
(どうもです。キャップ、オッケー)
ギュッと握る、シャーっと音がする。振り返る、メーター回転。パッと離す、ピタリと止まる。振り返る、メーター休止。握る、振り返る、離す、振り返る...最初に戻る。
満タンはいつ?いま?いま、満タン?ねぇ、いつ!?
ガコッ
嗚呼。満タン、オッケー!!