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2006年7月18日

表情

会社帰りに駅前スーパーのレジにて。

ワタシの前に並んでいたカップルは、どこをどう切り取っても「フツー」のカップル。若くもなく年寄りでもなく、リッチでもなく奇抜でもなく、特筆すべきコトなど何もない、フツーのカップル。

火曜日だし夕飯時だし、近所に住む夫婦なのかも知れない。もちろん、詳細は不明。

女の人は前を向いていたからどんな人なのかわからなかったけれど、男の人の横顔が見える。レジの順番が来るまで見た。

彼は取り立てて男前でもなく(失礼)、かといって印象に残るほどアレがソレなお顔立ちでもなく、前述の通り、印象強い特徴など何もない人に思えた。

ところが、彼の表情に釘付けになった。

この人にとって彼女は、大好きで大好きで可愛くて、どうしようもなく大切な人なんだろうなぁ...と思った。彼は、見ず知らずのワタシにそう思わせる表情をしていた。

良い表情。
彼がとってもステキな人に思えた。

ワタシは子どもの頃から「表情が豊か」と言われ続けているのだけれど、それは、(良くも悪くも)素直にキモチを表現している...ということではなく、ちょっとした事でも大袈裟に喜んだり驚いたりするからだと思っている。擬態語や擬音語や身振り手振りの一環、としての表情。ただそれだけだと思っている。

果たしてワタシは、彼のような表情をする事ができるのかと、帰り道に自問自答。
自分の「キモチ」を感じる、表現する、試す、伝える、確かめる。そんな時、彼のようにまっすぐな表情になれるのかと、自問自答。

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