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2006年11月30日

何を書いていたんだろう

今週は独り暮らし。
普段と違う事といえばDVDを少し観たくらいで、あとはいつもと同じように、地味に編み物をして過ごしている。

諸般の事情でちょーっとやり直しを迫られている靴下をじっと見つめながら、シングル時代はどうやって過ごしていたっけなぁ!?となんとなく考えた。

数年間の独り暮らし時代にはいくつかのマイブームに燃えた時期もあるけれど、いくら思い出しても「何してたんだろう!?」と首を傾げてしまう時期がある。

マイブームもなく、テレビもなく(貧乏だからぢゃないよ?必要ないからだよ?)、新聞もほとんど読んでいなかったし、読書はフェードアウトし始めていたし、映画館通いにもいい加減飽きていた。編み物は完全休業中だったし、お友達とはお休みが合わない。デートするステディもいなければ、恋焦がれる男の子だっていなかった。まるで仕事中みたいだからと音楽は一切聴かなかったし、パソコンなんてなかった。

別にどうでも良い事なのだけれど、ワリと真剣に考えた。

で、ハタと思い出す。
そうだ、ワタシはいつも何かを「書いて」いた。ガンガン日記を書き、グリグリ手紙を書き、各方面の「ナカムラメモ」に加筆修正を加えていた。何かというと文字を書いていた。

高校生の頃から買い続けていた、青いインクのボールペン。
そういえば、いつのまにか、どこかへなくしてしまったみたいだ。

2006年11月29日

誘惑FAX

三ッ葉屋さん(毛糸屋)から特別価格商品のお知らせFAXが届いていた。

ナカムラさんは「算数ラララ」ですから、今日から雪が降るまでの日数や雪が降ってから春がやってくるまでの日数などは上手く計算できませんし、もはや幻とまで言われている「今シーズンの編み物計画」の進捗状況も正しく把握できませんし、押入れのスペースから購入可能な(または隠匿可能な)毛糸量を試算することもできません。

なにしろ「算数ラララ」ですから。
仕方がないのです。えぇそれはもう、仕方がないコトなのです。

さーて。
なにくわぬ顔して、お買い物しなくっちゃ。

許しません

ワタシは普段ガムやキャンディーを食べないので被害にあったことはないのだけれど、社長はちょいちょい、みんなの机に置いてあるガムやキャンディーを盗み食いする。

もちろん悪気など全くなくて、目撃するたびに「あー!また内緒で食べてる!!」と注意するワタシにウインクしたりする。社長がちょいちょい失敬しているのは皆が知っているし(注意するワタシの声が大きいから)、たかがガムの1コだし、時々は100円くれたりするし、ちょっとした遊びみたいな雰囲気。

ランチの途中でハサミを取りにフロアに戻ると、社長がワタシの机でなにやらゴソゴソやっている。音に振り向きながら、白い物を口に放り込む彼。

ややっ!?
あぁーっ!!

事もあろうに彼は、ワタシのハッカのお菓子を盗み食いしたのである。
黙って何度もうなずいてもダメ。ウインクしてもダメ。ハッカが辛いという顔をしたってダメ。100円くれたってダメ。いっぱい入ってるじゃんと言ってもダメ。とにかくダメ、他のは良くてもそれはダメなの!

受けたショックを全身で表現したあと、高らかに宣言。

「ダメです、許しませんっ」
「社長、しばらくコーヒー無しですからねっ!」

2006年11月28日

私は「当たり前の味」を覚えている。

ワタシと同じように納豆にお砂糖を入れていたシンドウさん(新しいお友達)からのメールに、トマトの事が書いてあった。トマトもお砂糖で食べていたと書いてあった。

トマトをお砂糖で食べていたことを思い出した。
夏の青い空、大きな白い雲、まだ小さい私、黄色いサンドレスを着たお母さん、真っ赤なトマト、銀色のスプーン、そして、白いお砂糖。

麦茶にもお砂糖を入れていたことを思い出した。
台所、冷蔵庫の前、その横の机、あまり大きくないグラス、冷えた麦茶、お砂糖を入れる右手。スプーンでかき回すと、溶け残ったお砂糖が円を描きながらグラスの底に沈んだ。

鮮やかに蘇る記憶。

一人ご飯の今夜、オトナになったワタシは、妙に盛り上がるキモチを抑えつつラジオを聞きながら夕飯の支度をする。トマトをお皿に並べ、納豆を容器から移し、ご飯が炊けるのを待って、グラスに麦茶を注ぐ。

食卓にはお砂糖。
甘い納豆、甘いトマト、甘い麦茶。

美味しいとか美味しくないとかそういう事ではなく、久しぶりとか懐かしいとかそういう事でもなければ、好きとか嫌いとかそういう事でもない。それは、なにひとつとして特別ではない、当たり前の味がした。

私は「当たり前の味」を覚えていた。
私は「当たり前の味」を覚えている。

3日間連続放送中

おとといから3日間、古い映画にありそうなスパイ物の夢を見てるんだ。
スパイ物の夢はそんなに珍しくないし同じ夢を繰り返し見る事も時々あるから、これだけなら特に驚かないのだけれど、この3日間はちょっと違うの。

何が違うのかというと。
3夜連続でストーリーがつながっていて、ビデオを1巻から3巻までを毎朝順番に観ている...という感じ。指令を受けて敵国に潜入した1巻、危険が迫り秘密の場所で落ち合う約束をしてバラバラに逃げた2巻。

そして今朝は3巻。

ワタシたちスパイチームは秘密の場所に集合する。
そこは石畳が美しい街並みにある小さなカフェーで、テラスにはヨシヒコさんが座っていた。彼がワタシたちのボスみたいで、ワタシと一緒に逃げたポニーテイルの女の子が、のん気に湯豆腐を食べ続けるヨシヒコさんに対してチームの2人を失った責任を問う。ののしられるヨシヒコさんをアントワーヌ(ジャン=ピエール・レオー)が必死にかばう。
(何故にヨシヒコさんがテラスで湯豆腐なのかは不明。だって夢だから。)

仲間を失った悲しみを胸に秘めセスナに乗り込んだところで目が覚めた。

ちなみに。
アントワーヌとワタシは「お互いのキモチは理解しているのに任務があるから言い出せない」という設定。しかも「逃げ去る恋」の時のアントワーヌ。4巻で2人のラブストーリーが展開するのではないかと、むやみに期待しちゃう。

それに、もし明日4巻を観る事ができたら、なんかスゴい。

2006年11月27日

字のキレイな人

お客さんから送られてきたFAXに書かれていた文字が、まるでお手本のようにキレイで驚いた。
送り主が「あーんもうそれで話しのポイントはなにっ!?」といつもワタシを困らせるおじいさん(推定)だったので、余計に驚く。他にこれといった根拠のないまま、字がキレイというだけで彼を少し見直した。

たいていの人がそうであるように、ワタシも字がキレイな人に憧れる。
字がキレイだと賢そうな気がするし、温厚で落ち着きのある性格という感じがするし、ついでに育ちまで良さそうに思えてくる。お父さんに鉛筆の持ち方を直した方が良いと言われたとき(ワタシのペンダコは薬指にある)、途中で諦めずに頑張っていたら少しは上手になったのかしら。

(でもお箸は直したんだよ?バッチリだよ!)

最近はお手紙を書く機会も減ったけれど、それでも時々は書くこともあって、誤字脱字チェックの最中に「字が上手になりたいなぁ」と思ったりする。キモチの大半は「イマサラ無理」と諦めているものの、どこかでやっぱり上手になりたいと思っている。

お手本みたいぢゃなくても良いから、なんていうか、たとえば「賢そう」だとか「優しそう」だとか「キモチが伝わってくる」だとか、お手紙を読んだ人が良い印象を抱いてくれるような字になりたいナ。

2006年11月26日

祇園で舞妓遊びとな!?

来週からの2週間、家族の人は滋賀県出張の頻度が異常に高くなるらしい。
ここのところの滋賀県出張は「日帰り出張の合間に一泊出張が混ざる」という感じだったけれど、今回は実家に連泊する頻度が激増するらしい。

今回はいつもの出張とは比べ物にならないほどにかなり重要なイベント満載の出張らしいのだけれど、ふーん...と思って話しを聞いた。

イシダ家では「自分の事は自分でする」システムだし、一泊出張で恒例となっているお客さん主催の飲み会では同郷の後輩がタクシーで爆睡するイシダさんを「着きましたよ、堀川御池ですよ」と起こしてくれているらしいし、なにしろ宿泊先が実家なので食事も着替えも心配はいらないし、日帰りだろうが連泊だろうがワタシには全く違いがない。

ところが、である。
今回の出張には「アメリカ人の接待」というイベントが含まれているらしく、そのイベントとはつまり、かなりベタな「祇園で舞妓遊び」らしいのである。

(イマドキそういう接待は有効なのか?という家族の人のギモンに対して、長く外資系会社に勤めていた彼の上司は「テキメン」と答えたそうです)

ぎぎぎ、祇園で舞妓遊びとな!?

むやみにうらやましい。なんかわからないけどうらやましい。ワタシも行きたい。あーウラヤマシイ!!キレイなお着物を着た女性がなにやら芸を披露してくれてもワタシには有り難味がよくわらからないけれど、その「祇園」とか「舞妓」とか、そういう響きが羨ましい。

たった一つの心配。
それは、出張から帰ってきた彼に「舞妓さんキレイだった!?」と聞いたとき、しらーっとした顔で「寝ちゃったから知らない」という答えが返ってくること。

首を横に振って「うん」

昨日の夕刊(2006/11/25の日経新聞)に載っていた「ところ変われば」というコラムに

実はブルガリアでは「はい」は首を横に振り、「いいえ」は首を縦に振る。「はい」は縦に、「いいえ」は横に振るのが日本どころか世界の常識と思いきや、ブルガリアでは全く逆なのだ。

と書いてあった。来年EUに加盟するブルガリアでは、外国人のビジネスマンが混乱するといけないからジェスチャーを国際標準に合わせる?という人たちもいるけれど、あんまり関係ない一般市民の反応はあまりない...というようなコトも書いてあった。

方言を聞くのが好きなワタシは、もちろんこのテの話しにもワクワクする。コーヒーを淹れながら一人、試しにやってみることにする。

(こうして書くとなんかヘンだけど)

用意したシチュエーションは誰かと食事をしている最中のひとコマ。
相手に「ナカムラさんも飲む?」と聞かれて、嬉しそうに「うん、飲む!」と答えるか、ちょっと申し訳なさそうに「ううん、まだいらない」と答えるか...というモノ。

やってみるとわかるけれど、首を横に振りながら「うん」と言うのも縦に振りながら「ううん」というのも、とーっても難しい。言葉が詰まったり首が斜めに動いたりして、かなり考えないと自然な動きにはならなかった。ついでにyesとnoも試してみたけど、同じくらい難しかった。

ある日の夜。
ローマンチックなお店で食事を終えたブルガリアの恋人たちは、ローマンチックな夜道をお散歩。彼がふと立ち止まり、彼女が振り返る。彼女をまっすぐに見つめる彼、少しうつむく彼女。しばしの沈黙、そしてプロポーズ。彼女は少し頬を赤らめながら嬉しそうに、ゆっくりと首を横に振る。

・・・というようなコトを考えていたら、フフフと一人で笑ってしまった。

2006年11月25日

From a Summer to Another Summer

ミシンのお供に...とごそごそしていたら、全く見覚えのないCDを発見。

From a Summer to Another Summer
Maher Shalal Hash Baz
B00004U9YD

CDなんてそんなに沢山持ってないもの。
見覚えのないCDなんてあるハズない。だからこれはワタシのモノではないと思うんだ。誰かに借りてそのまま返していないとか、誰かにもらったは良いけどあまりに興味がなくて完全に放置したとか、なにか理由がありそう。コレはワタシが買ったアルバムではないと思う。

とにかく聴いてみよう。

1曲目はボーカルなし。プーパーという音がする楽器(学校の吹奏楽部で使う金色で少し大きな楽器だと思った)が混ざっていて、なんだかのんびりとしていて牧歌的な雰囲気。2曲目のなんとも形容しがたい男の人のボーカルを聴いて首を傾げ、さらに数曲聴いて一気に謎が深まる。

「こんなのを貸してくれるようなお友達なんていない」

スカートを作りながら最後まで聴く。
なんかね、なーんかね、ヘンなのよね。なんか、なんかヘンなのよね。バンドについてネットで調べてはイケナイ気がするのよね。繰り返し聴いてはイケナイ気がするのよね。棚の奥に隠しておかなくちゃイケナイ気がするのよね。

勢いだけで制作

2006秋冬スカートその2。
本当の本当に、勢いだけで制作。だからイマイチ着心地が...

今回は「型紙もなにもあったもんぢゃない方式」を採用。
布を4つ折にして、だいたいこんなモンぢゃないの?という大胆な発想で2本の直線を引き、ザクザクと裁断。マチ針3本でガンガン縫って、ゴムを通せば出来上がり。

所用時間は2時間弱。

作ってみてわかったコトは、一見ヒドく単純に見える「超!初心者向けスカート」の製図にも、人間の体やシルエットを考慮したノウハウが詰まっている...という、基本的な事実。

やっぱりちゃんと、本の型紙を参考にして作ろう。

2006年11月24日

ワタシたちはオトナになれたか?

ランチタイムはもちろん、お互いの「やらかし振り」の報告会。

会社のオオモリさんは、寝過ごす→上り電車に乗る→寝過ごす→キモチ悪くなり途中下車→復活後下り電車に乗る→寝過ごす→上り電車に乗る→乗り換えを間違える...以下略...という感じ。帰り際のコトなんてさっぱり覚えてないって(笑)

ひとしきり盛り上がった後、3つ違いの彼女と2人で「30オンナとしてコレで良いのかっ!?」という、非常にデリケートな話題に突入。

お母さんが33歳だった時。
ワタシはだいたい5歳くらいだから、利発で気が利く元気な(←本当)幼稚園児ですね。ちなみに、オオモリさん家のお兄ちゃんと同じ歳くらいです。

ワタシのママは決して、遊び歩いてタクシーで帰宅するだなんてコトはありませんでした。えぇそれはもう絶対にそのようなコトはありませんでした。彼女はお酒を飲めなかったらしいのですが、飲める飲めないなどという低次元の問題ではありません。

さらに言えば、背番号Tシャツなど着用していませんでしたし、お手製のお洋服についてアチコチで「このスカート自分で作ったの!」などのアピールもしていませんでしたし、お腹が空いたからといって「はらぺこぺこまる」などと騒いだりするような事もありませんでした。

それはオオモリ家のママも同じこと。
田舎特有の村社会文化に身を置き嫁ぎ先の姑と同居しながら子育てをしている彼女は、決して、お酒の飲みすぎで上り電車と下り電車に交互に乗り続けるようなことなどなかったのです。まぶたをカラフルなメイクで飾ることもなければ、髪の毛を明るい茶色に染めることもなく、高いヒールのロングブーツでおでかけするようなこともなかったのです。

編み物の手を休め、30オンナが2人して、思わず遠くをみつめました。

みんなはどう?
お父さんやお母さんが、今の自分と同じ歳だった頃のことを思い出してみて?

会社ロッカーの中に

編み物セットは会社ロッカーの中にありました。
複数の関係者からの証言によると、途中でいきなり席を立ち(ナカムラ号のエンジンが全開になった直後と予想される)「帰りの電車で落とすといけないから会社に置いてくる」と言い残して、スタスタと店を出たとのこと。

しっかりモノの撮影班、いや、しっかりモノのレーサーさん。
ナカムラ号が最高の状態で完走できるように、大切な編み物セット紛失の可能性を排除。より万全の体勢でのレース展開に備えたのですね。

エラいですね、さすがですね。
しっかりモノのユウコちゃんですもの、ヤル事が違いますね。それを完走というのか?他に気をつけるコトはないのか?そもそもしっかりモノなのか!?という数々のギモンは残りますが、とにかく頑張りましたね。

おかげさまで、各方面にご心配をおかけした「編み物セット紛失事件」は無事に解決いたしました。励ましのお便りをくれたみなさん、本当にどうもありがとうございました。

(完全に問題点をすりかえています)

ところで。
事情聴取をしてみると、フジワラくんを除く全員が記憶はないしアレコレ失敗してタクシーで帰宅するし...という状況だった事が判明。唯一記憶のある彼に、さらに詳しく話しを聞いてみました。

ワタシは、パッと見た目は普段と同じだったって。
それなりに妙な勢いはあるものの、ラストオーダーの後で「下げられるお皿は下げてもらおう?」と料理を取り分けたり、会計時にはバリバリ仕切って領収書をもらったり、帰り際には忘れ物がないかどうか周囲を確認したりしてたって。

我ながらその光景が目に浮かぶワ。

2006年11月23日

すべてをワインのせいにして

イマサラ隠しても仕方がないので告白すると、ワタシは昨日、なんという駅からタクシーに乗ったのか全く覚えていない。ホームの様子は覚えているけれど、それが何線の何駅なのか全く覚えていない。

忘れ物センターは祝日でお休み。
だからワタシは、編み物セットの落し物がなかったどうか確認するべく、昨夜の駅を探すことにしたのである。

まずは鉄道会社のサイトで、路線図をチェック。
全く馴染みのない下り線には見覚えのある駅名はなく、仕方がないので実際に電車に乗ってみることにした。

最初は成田空港行きの電車。
ドアの窓ガラスにピッタリとはりつく。胸いっぱいに広がる不安なキモチ。どうにかなってしまいそうだったので、ソニックユースのdirtyを聴いて耐えることにした。船橋競馬場まで行って「いくらなんでもこれは違う」とUターン。涙を堪えてUターン。途中でdirtyが終わったので、お供をgooに変えた。

次は印旛日本医大行きの電車。
しばらくして「ややっ!」というホームを発見。そこは松飛台という駅で、改札へ向かうべく階段を降りたときに「絶対にココだ!」と確信。

「昨日の上り電車が終わった頃の時間に、落し物はありませんでしたか?あまり大きくない白いビニールの袋で、中には編み物の道具が入っているんですが...」

その駅には落し物はなかった。
とっても親切な駅員さんが、終点の駅にも電話をしてくれた。だけどなかった。彼は複数の鉄道会社の忘れ物センターの電話番号が書かれたメモをくれた。

電車に乗りながら考えた。
みんなに付き合って、嫌いなワインをじゃんじゃん飲んだのがいけなかったと考える事にした。変に気を使って「ワタシはワイン嫌いだから一人で違うヤツを飲みます」と言わなかったのがいけなかったと考える事にした。猫も杓子もワインを飲むという世の中がイケナイんだと考える事にした。

だから、ワインのせいにしよう。

それは決して「じゃんじゃん飲んだナカムラさん」のせいではなく、次から次へとテーブルに運ばれてきた瓶のせいなんだ。グラスを空にして休憩しているナカムラさんにじゃんじゃんワインを注いでくれたお店の人のせいなんだ。そうだ、ワインのせいなんだ。

もうだめだ

昨日はオールスターキャストな会社飲み会で、とても楽しかった。

だから、ハタと気が付くと知らない駅にいたことや、上り電車などとっくに終わっている駅のホームで必死にペットボトルのキャップと格闘していたことや、タクシーで帰ってきたのに図書館を通過したあたりから翌朝目が覚めるまでのコトを全く覚えていないことや、まぁ他にもイロイロある(かもしれない)そういうコトは、この際、なかったことにしよう。

どうせあんまり覚えていないんだから、全部忘れて、何もなかったコトにしよう。昨日は寄り道せずに家に帰って、のんびり編み物をしていたことにしよう。

記憶の改ざんに成功したナカムラさんは、あくまでもさりげなく、特に他意はありませんワよ?という仕草で、会社カバンの中身を調べた。

「・・・」

コトバを失う。
ワタシ、もうダメだ。

カバンの中には、いつも持ち歩いている細々としたモノが全て入っていた。ついでに、見覚えの全くないR25も入っていた。だけど、編み物セットが入ってない。

「30番さんのレッグウォーマーがない」

低い声で唸る。
ワタシ、もうダメだ。

編み物セットの中には、進捗率95%のレッグウォーマーが入っている。
他にも、3号の輪針2本、4号の輪針2本、5号の輪針2本、とじ針セット、6号のかぎ針、編み出し糸2本、メジャー、段数マーカーが入っている。

レッグウォーマーはまた編めば済む話なのだけれど、編むための道具が全部ない。いつもはこんなに持ち歩いていないのに、昨日に限って必要なモノを全部持ち歩いてた。

ワタシもうダメだ。

2006年11月21日

やっとできた

2006秋冬ソックス、第一弾。
チマチマと編みました、やっとできました、ウレシイ。

(でもちょっと大きかった)

そんなワケで今年もまた、ソックスの「着てナンボ」写真が続きます。

作戦失敗2連続

だんだん寒くなってきて、ほっぺたや手足やとにかく体がカサカサするようになった。肌が寒さに弱いのか、冬になるといつもお顔が痛くなる。ついでにコンタクトレンズも乾く。もうすぐ目薬が手放せなくなりそう。

「お外が乾いているから体も乾いて、体が乾くからほっぺたは痛くなるし、コンタクトレンズもパリパリしてくるんだよなぁ...」

わかったっ!
いっぱいお水を飲めば良いんでないかい?
それで万事解決ではないかい?
ナカムラさん、あったまいい~

普段はそんなにお水を飲まないのだけれど、今日は一日、かなり意識的にお茶やお水をいっぱい飲んだ。とにかく飲んだ。ゴクゴク飲んだ。頑張って飲んだ。

作戦失敗。
何度も席を立つようになっただけで、カサカサはちっとも解消されない。

わかった!
いっつもお顔が少し濡れてれば良いんでないかい?
今度こそ万事解決ではないかい?
ナカムラさん、あったまいい~

席を立つたびに、ピチャピチャと顔を濡らす。腕や足もついでに濡らした。冷たくても我慢した。ちょっと胸元が濡れても我慢した。

作戦失敗。
解消されるのはほんの一瞬だけで、すぐにまたカサカサする。それに、ハッキリ言って寒い。

倒産しないのかなぁ!?と真剣に考えてしまうほどにヒマだった今日、ナカムラさんは仕事の合間に、数々の「冬の乾燥対策」を発案し、実施し、そしてことごとく失敗した。

2006年11月20日

食べ物の違い

今日は仕事で一日恵比寿。

ランチはいつもフロアのみんなと一緒に食べる。
フロアの半分を占める日本人の間では納豆が流行中で、みんながグリグリと納豆をかき混ぜている。残りの半分を占めるアメリカ人は誰一人納豆を食べていない。ジェームスさん(仮名)が眉をしかめたので、アメリカのママは食卓に納豆を出さないのかと聞いてみた。

「absolutely not!!!」

とジェームスさん(仮名)が叫び、みんなが笑った。
在米日本人向けに納豆は売られていたし、日本の食文化に完全に溶け込むアメリカ人もいるけれど、普通のアメリカ人はあんなモノは絶対に食べない!と力説していた。

ワタシのママは納豆にごっそりとお砂糖を入れた。
だからワタシはその甘い納豆をその他おかずと同列に扱いながら白いご飯を食べていたし、そのコトについて疑問に思ったコトなど一度もなかったし、その大量のお砂糖がぢつは決してポピュラーな食べ方ではないと知った時は、一種のカルチャーショックだった。

「えぇっ、本当にっ!?」

この話しを披露したら、こんどは日本人が驚く。
アメリカと日本なんていう以前に、ひとくちに「日本」と括ったところで、地域の違いは食べ物の違いに直結しているんだなぁ...と、今日もまたそう思った。

そういえば。
恵比寿駅の、ガーデンプレイスとは反対の方のあの交番の近くに、大きなクリスマスツリーが飾られているね。

2006年11月19日

タックスカート

2006秋冬スカート第一弾。
それは、前後に5つずつのタックが美しく配された、歩く度にふんわり女の子らしく裾が揺れる、そういうスカート。

でも本当は・・・
余計なタックが1つ、ファスナーのちょうど反対側に入っているの。デザイナーさんが全く意図していない、だからシルエットにヘンに影響する、横から見るとちょっと(かなり)アレなタックが1つ入っているの。

印通りにマチ針でタックを寄せたワタシは、しつけ無しでそのままダダッとタックを縫い、ようやく初めての試着。

「ウエストが大きすぎる!」

どうしよう。
これぢゃあ歩いてる間に脱げちゃう。
でももう縫っちゃったもん。
やり直すのはイヤ。
そんなコトしたら泣いちゃう。

かくして、工夫を愛するオンナであるナカムラさんは冷静さを失い、工夫と手抜きとを混同したうえに、オトナの女性は妙な位置にインチキなタックが入ったスカートなど着用しないという事実を忘れ、余計なタックをムリヤリ入れるコトで、ウエストサイズを調整したのであった。

本当は仮縫いの段階で試着をするモノだと思うの。

だけどワタシ中学生の頃から、ファスナーを付けるだとかそういうシーン以外、あんまりしつけしないんだ。だってマチ針があれば「だいたい」なんとかなるんだもの。さすがのワタシも、ウエスト部分にマチ針が沢山ある状態での試着はムリ。だから試着しなかったんだけど。

一人でブツブツ言いながら思い出したの。
ワタシが洋裁をあまりしないままできた一番の要因は、洋裁にはかなり緻密な作業が求められるからだったというコトを。必要な緻密さが、ワタシの「妙な勢い」とはいまひとつマッチしなかったからだったというコトを。

次回作はもうちょっと頑張ります。

2006年11月18日

六番目の小夜子

(ネタバレしません。大丈夫です。)

3回目のお風呂タイム終了時点で半分以上読み進んだので、結局そのまま眠る前に読んでしまった。

六番目の小夜子
恩田 陸
4101234132

鈴木杏ちゃんが出ていたNHKのドラマをチラッと見たことがあって、その時に「これは一体なんのお話しなんだろう」って思って、頑張って2,3回放送に遭遇するコトができたものの、あんまりよくわからなかったんだ。

杏ちゃんがとってもキュートだったのと、その「一体何のお話しなの?」というギモンが強烈だったのとで、何かのついでに見かけたこの本を買っておいたんだけど。

読んでもあんまり、何のお話しだかよくわからなかったんだ。
でも、高校生活最後の1年を過ごす彼らの、高校生らしい気持ちや様子や出来事などはとても面白く読みました。

スカート用の生地

秋冬のスカート制作に向けて、ようやくユザワヤへ行った。

水色とクリーム色の生地(左の2つ)は、激烈セール中で、1m380円。
本を見て作るスカートを決めたのだけれど、この生地だと布幅が少々足りない。編み物ほどにアレコレ工夫が出来ない自分の腕前について「ふーむ」と考えていたら、いつのまにかフラフラと裁断台へ持って行ってしまった。

だって超半額以下の赤札価格なんだもんっ。
茶色っぽいオレンヂ色の生地(一番右)も、赤札価格よ?

手芸屋さんへ行くと、妙にキモチが盛り上がる。
日頃から「買い物が早いオンナ」として名を馳せているナカムラさんなのに、いつまでもいつまでも同じ売り場を行ったり来たりしてしまう。帰りたくないと思うし毎日来たいと思うし片っ端から欲しくなっちゃう。

上昇する体温、赤らむ頬。
全身で「どっちにしよう!?」という悩ましいキモチを表現しつつ、思わず「いやん、もう!」などと声に出したりなんてしつつ。

「セールが終わる前にもう一度来なくては!」

帰りの車で、家族にはヒミツの「マル秘スカート制作計画」を練った。

2006年11月17日

お風呂3回

万全の態勢でバリバリ編み物をしているハズだったのに、肝心の「足下防寒対策」がイマイチで、足が冷たくなってしまった。

たとえ地球が四角形になるコトがあってもワタシの口から「冷え性宣言」が飛び出すコトはあり得ない...ってくらいに、えぇそりゃあもう何があっても絶対に!決して!!冷え性ではないナカムラさんですけれども、仕方がないのでお風呂に入るコトにした。

(いつだって手は温かいのにどうして足だけ...)

ぼんやりとお風呂タイムを楽しむコトがニガテなので、まだ半袖を着ていた頃に買っておいた「六番目の小夜子」を引っ張り出してお風呂で読むコトにした。

すっかり温まったところで、お風呂タイム終了。
あー、ポカポカ。ちょっと温まり過ぎたかも。でも、これでもうバッチリね。なんにも心配なんていらないワね。


「あれ?さっきお風呂入ったのに」


万全の態勢でバリバリ編み物をしているハズだったのに・・・(中略)・・・これでもうバッチリね。なんにも心配なんていらないワね。


「あれ?さっきお風呂入ったのに」


万全の態勢でバリバリ編み物をしているハズだったのに・・・(中略)・・・これでもうバッチリね。なんにも心配なんていらないワね。


ナカムラさんはもうオトナですから、お風呂に3回も入った理由は、ズバリ「美容のため」なのです。お風呂に何度も入ると美容に良いというウワサを聞いたからです。

一瞬のポカポカに騙されて防寒対策を怠っただとか、学習能力の欠如だとか、ぢつは出窓が少し開いていたコトに気が付かなかっただとか、そういうコトではありません。あくまでも美容のためです。

歩数グラフ選手権

今年も健康保険組合からオマケが届いた。
去年は電子体温計がゴージャスアイテムとして話題になったけれど、今年は歩数計が入っていたの!

ワタシが知らない間に万歩計はとても発達していて、自分の歩幅や体重を設定しておくとアレがソレな計算をしてくれたり、1週間分の記録をキープしてくれたりするんだよ。

会社のみんなでざっくりと歩幅を測定後(スポーツクラブに通う会社のミヤザキさんは自分の歩幅を知ってたよ)、歩数の競争をすることになったの。

もちろんワタシ発の企画よ?
エクセルで入力シートとグラフシートを作って、みんなで歩数を競い合うの。細かいルールや景品などはまだ決まってないのだけれど、歩数の多さだけぢゃなく、折れ線グラフの美しさも競い合おうと思ってるんだ。

楽しそうでしょう?欲しい?
体温計は2コだから良いけど、歩数計はコレしかないからダメ!

2006年11月16日

国内競技規則 32-1-1(訓戒)

11日のレースのリザルトが出ていました。ワタシたち「東京単コロ倶楽部」さんはゼッケン32番。もしワタシたちを探すときは「とにかく下から」探すと良いです。

競技なので色々な規則があるようで、ルールを守らないチームには、例えば3周減らされるなど、様々なペナルティが課せられる場合もあるようです。

ワタシたちのチームには

特別規則 第35条違反(ライダースミーティングの欠席)により、国内競技規則 32-1-1(訓戒)を適用する。

という注釈がつけられていました。

ムズカシイコトはさておき、要するに「もっと早く来るように。時間には遅れないように。わかりましたね?」という意味ですね。恥ずかしいですね。今後気をつけなければイケマセンね。

30秒間

フロアのパソコンで音が鳴るのは、ワタシが使っている1台だけ。
正確に言うと、音が出るように設定してあるのはワタシだけ。

そんなワタシのパソコンは正時と17:30の終業時刻に「ゴーン」と鐘の音が鳴るようになっていて、最初は驚いていたみんなも、いつのまにか「イシダさんが休むと鐘が鳴らないから調子狂うよ」だなんて言うようになった。

会社のオオモリさんはチビッコを保育園に預けている「働くママ」なので、17:30きっかりに帰る。乗りたい電車が決まっているみたいで、ワタシのパソコンから響く「ゴーン」という音を合図に席を立ち、駅へと急ぐ。

この鐘の音には、ぢつはヒミツがある。
それは、30秒間のズル。終業時刻の鐘の音は、17:29:30に鳴るのである。

もちろん最初はちゃんと17:30にセットしておいたのだけれど、ある日突然、この作戦を思いついてしまったの。フロアにはみんなで見る大きな時計もタイムカードもないし、そもそもこんなに遅刻に寛大な社風(←キライよ)なんだもの、だから30秒間のズルはきっと発覚しない!

それは、30秒間のズル。
誰にも内緒だよ?きっとだよ?

2006年11月15日

大好きなモノ

長くなるので省略するけど、やっぱりワタシ編み物が大好きだって、わかったの。ほかにも色々なコトがわかったのだけれど、これがイチバン大事なの。

...そんなワケで「大好きだってわかった記念」特別企画。

好きな食べ物
白いご飯、色や味がついているご飯。
味が薄いもの、やわらかいもの。
パサパサしていないもの。
おそば

好きなお酒
甘いリキュール、黒いビール、黄色いペルノ。
ときどき飲む日本酒

好きな家事
洗濯物を干す、グラスを洗う。
おにぎりを作る

好きな場所
お家の自分の机の前、東京国際フォーラム。
ゴージャスな毛糸屋さん、立派な文房具屋さん。
まぐろが泳ぐ水族館

好きな色
晴れたお空の水色
湧き出る水の深い色
カップの底に残ったコーヒーの色

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オマケで「裏企画」も特別掲載。

キライな食べ物
バナナ、瓶詰めのスタッフドオリーブ。

キライなお酒
あやしいワイン、安いブランデー。

キライな家事
買い物へ行く、洗濯物をたたむ。

キライな場所
デパートの地下の食品売り場。

キライな色
ワタシに似合わないピンク色。

キミも頑張れ

いつものパピコを買いに行ったら、もう売ってなかった。
あんまり気にしていないからハッキリわからないけれど、どうやらパピコは、セブンイレブンの秋冬ラインアップから除外されているみたい。水色のガリガリ君は2種類も置いてあるのに。ガリガリ君に負けてると思うと、アイツの顔が憎らしく思えてくる。

そのセブンイレブンには、いつまでも「実習中」の札を下げた男の子がいる。

スポーツ刈りを伸ばしたような髪形でそんなに若い感じでもない。テキパキの対義語ってなんていうの?そういう感じの人。何度か帰宅途中と思われる彼に遭遇したコトがあるのだけれど、スーツで通勤している様子だった。しかも、なんていうか「なんちゃってスーツ」みたいなスーツ。だけどいつもマヂメに働いていて、微笑ましく思っていた。

そんな彼が、いつものオバチャンに怒られていた。
そのオバチャンはちっとも一生懸命に働いてない人。カウンターの中でいつもおしゃべりをしていて、お会計の時もおしゃべりを続ける人。おつりをくれる時も「だからこの前店長が、ありがとうございましたぁ、電話した時にさぁ」という調子の人。

怒られている彼は「気の毒」としか言い様のない姿。
ションボリと肩を落としていつにも増してオドオドした雰囲気。消え入りそうな声で「はい...」と繰り返している。なんだか見ていられない感じだった。

なにか失敗しちゃったの?
たまにはそういう時もあるよね。
あんなオバチャンになんか負けちゃダメ。
パピコに頼らずワタシも頑張るから、キミも頑張れ!

ワタシがパピコを我慢したところで何の足しにもならないコトなどわかっているけれど、パピコの代用品(プリンなど)は買わず、お水を買って会社に戻った。

2006年11月13日

愛のコトバ地図、愛の先導車

初めは「少しは運転が上手になったのかしら?」などとニンマリ考えていて、そのうち「上手な運転ってどういうコトなんだろう?」と展開していき、それは「縦列駐車やUターンのスマートさとはちょっと違うことなのかもしれない?」という発展をみせたあたりで、突然思い出したことを。

二子玉川時代。
一緒に働いていたヨウコさんが、何を思ったのか突然、中古の軽自動車を買ったのです。

彼女の腕前は、赤信号のたびに体がまえのめりになる程にアレでしたが(本当の本当)、車の助手席といえばオヤビンのBMWだった当時のワタシは「高い車はやっぱり乗り心地が違うんだなぁ」などと、激しく間違った認識をしていました。

そんな彼女のステディは確か「墨田のボンボン」というフレコミで、彼女とワタシと2人で彼のお船に乗せてもらう事になり(とても立派なお船でした)、世田谷区から墨田区まで、無謀にも首都高で向かうことになったのです。

(今思えば無謀にも程がありますが、当時はよくわかりませんでした)

当日の朝電車で彼女の家まで行くと、封筒を渡さました。
中を開けるとそこには、まるで「B5サイズの単語帳」のようなモノが入っていました。それは、首都高のスタート地点からゴール地点までの出入口とジャンクションが順番に書かれた、彼お手製の「単語帳型コトバ地図」だったのです。

1ページに1つの出入口名が書かれ、ジャンクションの数枚前からは「ナントカ出口まで400mの看板が見えたら左に車線変更します」「ここで失敗してもまだ200m以上余裕があります」といった車線変更のタイミングまで書かれています。チェックポイントを通過する度にページをめくるシステムで、地図がニガテなユウコさんもこれなら大丈夫?という配慮だったのかも知れません。

シートベルト、オッケー!
コトバ地図、オッケー!
運転手のココロの準備、オッケー!
助手席のココロの準備、オッケー!

いくら愛に溢れたコトバ地図があろうとも、明らかに運転がアレな彼女と明らかにナビとして役不足のワタシ。

はい、ここで左車線に移ります
ユウコちゃん、車がいるか見てくれる?
いっぱい走ってるよ
左の車線に行けそう?
よくわからない。今度はトラックが来るよ
トラック?大きい? ← 大きさが重要な運転手
紫色の四角い箱がくっついてるトラック ← 色と形が重要な助手席
失敗しても平気? ← 事故は考えていない運転手
うん、まだ余裕あるって書いてある ← 事故は考えていない助手席
ユウコちゃん、車がいるか見てくれる?
いっぱい走ってるけど、チカチカ出せば良いんでしょ?
そうだよね、出せば譲ってくれるよね ← あくまでも楽観的な運転手
うん。そのためのチカチカなんでしょ? ← あくまでも楽観的な助手席

今思うと2人とも「無知が故の怖いモノ知らず」でしたねぇ...

帰り道は一般道でした。
なにやら、首都高で帰るというヨウコさんを彼が言い含めるように説得している様子。その様子から想像するに、往路の首都高チョイスは彼女が「どうしても!!」とお願いした結果なのかも知れません。

彼は一人で自分の車を運転し、彼女を家まで先導しました。
延々と続く渋滞をものともせずまたスグにこの渋滞をUターンすることも厭わず、夏の川遊びで疲れているだろうに、彼はずっと彼女を先導していました。

彼の車を目印に走り続ける彼女の横顔を見て、なんてステキなボーイフレンドと恋をしているのだろうと、しみじみ思いました。

2006年11月12日

雨の6時間耐久レース その2

雨の6時間耐久レース その2

今回のレースは「耐久茶屋」という名前がついていて、このページのどれかのクラス。そういうコトは担当外なのでどのクラスなのかよくわからないけれど、いい加減に少しは覚えたら?と思うけど、たぶんユウコリン(もう開き直ります)にはそういうコトは求められていないと思うし、まぁそれはともかくコレのどれかなの。

1台のバイクに5人のレーサー。
みんなで交代しながら、6時間を走り続けます。

初めての筑波サーキットは雨。
たとえ、胸がつぶれそうな程に受付がギリギリになっても、みんなもワタシもバイクもカメラも何もかもが雨に濡れても、ライダーさんがコケても、ちゃんと完走することができたから良いの。楽しかったから良いの。

家を出る時に雨が降っていなかったから...という単純な理由で撮影班としての雨対策を怠ったワタシは、機材が濡れるコトが心配で、あまり写真を撮りませんでした。
数少ないデジカメ写真のうち、一番それっぽい写真は...

この、スタート直前の車検シーンかしら。
白いヘルメットのニイモトさんが、第一ライダーさんです。

2006年11月11日

雨の6時間耐久レース その1

雨の6時間耐久レース その1

専属カメラマン兼運転手兼ユウコリン(もう諦めました)であるところのワタクシは、筑波サーキットでの6時間耐久レースに参加するべく、研究所からサーキットまでの道のりをひた走ります。

その道中はアレがソレでこうなって、人生最大にして、そして最初で最後の(←激しく重要)「ミラクルスーパースペシャルなドライビングテクニック」を要求されるものでした。

何がどう「ミラクル...(以下略)」なのかというと、それは例えば、このタイミングの黄色でアクセル全開なの?だとか、そりゃあ話した事はなかったかも知れないけどこのテのデザインの道路は法定速度を絶対に守るって決めてるのよ?だとか、このワタシにここでUターンさせるつもりなの!?だとか、カーステレオの時計を決して確認しないように全力を注ぐだとか、大丈夫だと言い聞かせてくれる助手席の人の声など到底受け入れられないだとか、そういうコトでは決して!なく。

あくまでも、どこまでも。
えぇそりゃあもう、あくまでもどこまでも限りなく「運転技術の向上でより安全な走行を実現する」というコトでございます。

もう眠いので、その2に続きます。

2006年11月 9日

知らなくても平気だもん

あかふくって知ってる?あかふくもち。赤福餅
それは伊勢名物の和菓子で、あんこ味なんだって。

ふーん。
ワタシ「あかふく」なんて知らない。

その「あかふく」なる和菓子は先日の「ゆべし」よりもポピュラー度が高いみたいで、ワタシが「あかふく」を知らないと言うと、会社のみんながとっても驚いたんだ。

みんなから赤福餅について説明を受けて、それはつまり、おはぎみたいなお菓子なのかと思ったの。白いおもちをアンコで包んだ和菓子なんでしょ?だから、おはぎと一緒でしょ?ちょっと雰囲気が違うかもしれないけど、要するに同じグループでしょ?

「わかった!おはぎと同じグループのお菓子ですね?」

激しいブーイングに襲われた。
唇をとがらせてふてくされた顔をしながら、こっそり「白いおもちとアンコなんだから同じぢゃん」「そういうお菓子は食べないんだもん」「いいぢゃん同じってコトで」「知らなくても平気だもん」などと、ブツクサつぶやく。

あーあ。なんかないかなぁ。
みんなをギャフンと言わせるようなコト!

2006年11月 8日

山田さんのサイドビジネス 後編

(前編からの続き)

2ヶ月前にもらった名刺の事などすっかり忘れていたある日。

道路の向こう側にいる山田太郎さんと遭遇。
わざわざ立ち止まる程の間柄でもないので、歩きながら会釈をした。普段ならそれだけのはずなのに、なぜかワタシを呼ぶ彼。声に振り返ると、山田太郎さんが追いかけてくる。

あちゃー
そういえば名刺もらったんだったワ。
ここはひとつ、正直に言おう。

「せっかく名刺をもらったんですけど、あんまり知らない男の人に用件もわからないまま連絡するのは、山田さんがアヤシイとかそういうんじゃないんですけど、やっぱりちょっと、女の子としては抵抗があったんです」

「それに、サイドビジネスの名刺だって言ってたから、ワタシに何か売りたい物があるのかなと思ったんです。もしそれが欲しくない物だったら、ちょっと断りにくいかなと思ったんです」

彼は唐突に「体にやさしいシャンプー」の話しを始める。
ワタシの話しなど全く聞いていないように見えた。

話しはひどくアチコチへ飛んだ。
耳慣れない用語の説明は一切なく、何度も「そのトークの上手さと社交性は天性のものだから」とワタシをほめる。自分の失敗談を始めたかと思ったら、唐突に「いつもカワイイけど今日はいつもよりステキだよね」とお世辞を言う。地球の未来とデートの誘いとシャンプーとがゴチャゴチャになっている彼の話しは、ポイントがどこにあるのか理解するのがとても難しい。想像力をフル回転させながら聞いた。

シャンプーを売りたいの?
デートに誘いたいの?
健康オタク自慢なの?
地球環境保護活動に熱心なの?

少しウンザリしてきたその時。