タックスカート
2006秋冬スカート第一弾。
それは、前後に5つずつのタックが美しく配された、歩く度にふんわり女の子らしく裾が揺れる、そういうスカート。
でも本当は・・・
余計なタックが1つ、ファスナーのちょうど反対側に入っているの。デザイナーさんが全く意図していない、だからシルエットにヘンに影響する、横から見るとちょっと(かなり)アレなタックが1つ入っているの。
印通りにマチ針でタックを寄せたワタシは、しつけ無しでそのままダダッとタックを縫い、ようやく初めての試着。
「ウエストが大きすぎる!」
どうしよう。
これぢゃあ歩いてる間に脱げちゃう。
でももう縫っちゃったもん。
やり直すのはイヤ。
そんなコトしたら泣いちゃう。
かくして、工夫を愛するオンナであるナカムラさんは冷静さを失い、工夫と手抜きとを混同したうえに、オトナの女性は妙な位置にインチキなタックが入ったスカートなど着用しないという事実を忘れ、余計なタックをムリヤリ入れるコトで、ウエストサイズを調整したのであった。
本当は仮縫いの段階で試着をするモノだと思うの。
だけどワタシ中学生の頃から、ファスナーを付けるだとかそういうシーン以外、あんまりしつけしないんだ。だってマチ針があれば「だいたい」なんとかなるんだもの。さすがのワタシも、ウエスト部分にマチ針が沢山ある状態での試着はムリ。だから試着しなかったんだけど。
一人でブツブツ言いながら思い出したの。
ワタシが洋裁をあまりしないままできた一番の要因は、洋裁にはかなり緻密な作業が求められるからだったというコトを。必要な緻密さが、ワタシの「妙な勢い」とはいまひとつマッチしなかったからだったというコトを。
次回作はもうちょっと頑張ります。