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2006/11/23

すべてをワインのせいにして

イマサラ隠しても仕方がないので告白すると、ワタシは昨日、なんという駅からタクシーに乗ったのか全く覚えていない。ホームの様子は覚えているけれど、それが何線の何駅なのか全く覚えていない。

忘れ物センターは祝日でお休み。
だからワタシは、編み物セットの落し物がなかったどうか確認するべく、昨夜の駅を探すことにしたのである。

まずは鉄道会社のサイトで、路線図をチェック。
全く馴染みのない下り線には見覚えのある駅名はなく、仕方がないので実際に電車に乗ってみることにした。

最初は成田空港行きの電車。
ドアの窓ガラスにピッタリとはりつく。胸いっぱいに広がる不安なキモチ。どうにかなってしまいそうだったので、ソニックユースのdirtyを聴いて耐えることにした。船橋競馬場まで行って「いくらなんでもこれは違う」とUターン。涙を堪えてUターン。途中でdirtyが終わったので、お供をgooに変えた。

次は印旛日本医大行きの電車。
しばらくして「ややっ!」というホームを発見。そこは松飛台という駅で、改札へ向かうべく階段を降りたときに「絶対にココだ!」と確信。

「昨日の上り電車が終わった頃の時間に、落し物はありませんでしたか?あまり大きくない白いビニールの袋で、中には編み物の道具が入っているんですが…」

その駅には落し物はなかった。
とっても親切な駅員さんが、終点の駅にも電話をしてくれた。だけどなかった。彼は複数の鉄道会社の忘れ物センターの電話番号が書かれたメモをくれた。

電車に乗りながら考えた。
みんなに付き合って、嫌いなワインをじゃんじゃん飲んだのがいけなかったと考える事にした。変に気を使って「ワタシはワイン嫌いだから一人で違うヤツを飲みます」と言わなかったのがいけなかったと考える事にした。猫も杓子もワインを飲むという世の中がイケナイんだと考える事にした。

だから、ワインのせいにしよう。

それは決して「じゃんじゃん飲んだナカムラさん」のせいではなく、次から次へとテーブルに運ばれてきた瓶のせいなんだ。グラスを空にして休憩しているナカムラさんにじゃんじゃんワインを注いでくれたお店の人のせいなんだ。そうだ、ワインのせいなんだ。

もうだめだ

昨日はオールスターキャストな会社飲み会で、とても楽しかった。

だから、ハタと気が付くと知らない駅にいたことや、上り電車などとっくに終わっている駅のホームで必死にペットボトルのキャップと格闘していたことや、タクシーで帰ってきたのに図書館を通過したあたりから翌朝目が覚めるまでのコトを全く覚えていないことや、まぁ他にもイロイロある(かもしれない)そういうコトは、この際、なかったことにしよう。

どうせあんまり覚えていないんだから、全部忘れて、何もなかったコトにしよう。昨日は寄り道せずに家に帰って、のんびり編み物をしていたことにしよう。

記憶の改ざんに成功したナカムラさんは、あくまでもさりげなく、特に他意はありませんワよ?という仕草で、会社カバンの中身を調べた。

「・・・」

コトバを失う。
ワタシ、もうダメだ。

カバンの中には、いつも持ち歩いている細々としたモノが全て入っていた。ついでに、見覚えの全くないR25も入っていた。だけど、編み物セットが入ってない。

「30番さんのレッグウォーマーがない」

低い声で唸る。
ワタシ、もうダメだ。

編み物セットの中には、進捗率95%のレッグウォーマーが入っている。
他にも、3号の輪針2本、4号の輪針2本、5号の輪針2本、とじ針セット、6号のかぎ針、編み出し糸2本、メジャー、段数マーカーが入っている。

レッグウォーマーはまた編めば済む話なのだけれど、編むための道具が全部ない。いつもはこんなに持ち歩いていないのに、昨日に限って必要なモノを全部持ち歩いてた。

ワタシもうダメだ。

2006/11/21

やっとできた

2006秋冬ソックス、第一弾。
チマチマと編みました、やっとできました、ウレシイ。

(でもちょっと大きかった)



そんなワケで今年もまた、ソックスの「着てナンボ」写真が続きます。

作戦失敗2連続

だんだん寒くなってきて、ほっぺたや手足やとにかく体がカサカサするようになった。肌が寒さに弱いのか、冬になるといつもお顔が痛くなる。ついでにコンタクトレンズも乾く。もうすぐ目薬が手放せなくなりそう。

「お外が乾いているから体も乾いて、体が乾くからほっぺたは痛くなるし、コンタクトレンズもパリパリしてくるんだよなぁ…」

わかったっ!
いっぱいお水を飲めば良いんでないかい?
それで万事解決ではないかい?
ナカムラさん、あったまいい~

普段はそんなにお水を飲まないのだけれど、今日は一日、かなり意識的にお茶やお水をいっぱい飲んだ。とにかく飲んだ。ゴクゴク飲んだ。頑張って飲んだ。

作戦失敗。
何度も席を立つようになっただけで、カサカサはちっとも解消されない。

わかった!
いっつもお顔が少し濡れてれば良いんでないかい?
今度こそ万事解決ではないかい?
ナカムラさん、あったまいい~

席を立つたびに、ピチャピチャと顔を濡らす。腕や足もついでに濡らした。冷たくても我慢した。ちょっと胸元が濡れても我慢した。

作戦失敗。
解消されるのはほんの一瞬だけで、すぐにまたカサカサする。それに、ハッキリ言って寒い。

倒産しないのかなぁ!?と真剣に考えてしまうほどにヒマだった今日、ナカムラさんは仕事の合間に、数々の「冬の乾燥対策」を発案し、実施し、そしてことごとく失敗した。

2006/11/20

食べ物の違い

今日は仕事で一日恵比寿。

ランチはいつもフロアのみんなと一緒に食べる。
フロアの半分を占める日本人の間では納豆が流行中で、みんながグリグリと納豆をかき混ぜている。残りの半分を占めるアメリカ人は誰一人納豆を食べていない。ジェームスさん(仮名)が眉をしかめたので、アメリカのママは食卓に納豆を出さないのかと聞いてみた。

「absolutely not!!!」

とジェームスさん(仮名)が叫び、みんなが笑った。
在米日本人向けに納豆は売られていたし、日本の食文化に完全に溶け込むアメリカ人もいるけれど、普通のアメリカ人はあんなモノは絶対に食べない!と力説していた。

ワタシのママは納豆にごっそりとお砂糖を入れた。
だからワタシはその甘い納豆をその他おかずと同列に扱いながら白いご飯を食べていたし、そのコトについて疑問に思ったコトなど一度もなかったし、その大量のお砂糖がぢつは決してポピュラーな食べ方ではないと知った時は、一種のカルチャーショックだった。

「えぇっ、本当にっ!?」

この話しを披露したら、こんどは日本人が驚く。
アメリカと日本なんていう以前に、ひとくちに「日本」と括ったところで、地域の違いは食べ物の違いに直結しているんだなぁ…と、今日もまたそう思った。

そういえば。
恵比寿駅の、ガーデンプレイスとは反対の方のあの交番の近くに、大きなクリスマスツリーが飾られているね。

2006/11/19

タックスカート

2006秋冬スカート第一弾。
それは、前後に5つずつのタックが美しく配された、歩く度にふんわり女の子らしく裾が揺れる、そういうスカート。



でも本当は・・・
余計なタックが1つ、ファスナーのちょうど反対側に入っているの。デザイナーさんが全く意図していない、だからシルエットにヘンに影響する、横から見るとちょっと(かなり)アレなタックが1つ入っているの。

印通りにマチ針でタックを寄せたワタシは、しつけ無しでそのままダダッとタックを縫い、ようやく初めての試着。

「ウエストが大きすぎる!」

どうしよう。
これぢゃあ歩いてる間に脱げちゃう。
でももう縫っちゃったもん。
やり直すのはイヤ。
そんなコトしたら泣いちゃう。

かくして、工夫を愛するオンナであるナカムラさんは冷静さを失い、工夫と手抜きとを混同したうえに、オトナの女性は妙な位置にインチキなタックが入ったスカートなど着用しないという事実を忘れ、余計なタックをムリヤリ入れるコトで、ウエストサイズを調整したのであった。

本当は仮縫いの段階で試着をするモノだと思うの。

だけどワタシ中学生の頃から、ファスナーを付けるだとかそういうシーン以外、あんまりしつけしないんだ。だってマチ針があれば「だいたい」なんとかなるんだもの。さすがのワタシも、ウエスト部分にマチ針が沢山ある状態での試着はムリ。だから試着しなかったんだけど。

一人でブツブツ言いながら思い出したの。
ワタシが洋裁をあまりしないままできた一番の要因は、洋裁にはかなり緻密な作業が求められるからだったというコトを。必要な緻密さが、ワタシの「妙な勢い」とはいまひとつマッチしなかったからだったというコトを。

次回作はもうちょっと頑張ります。

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