本当はとても悲しいの
今週の火曜日(12/19)の出来事。
書類を片手にフラリと社長が寄ってきた。何かと思ったら、ホッチキスを探しているという。
会社文房具はワタシの机とは別の「島」にまとめて置いてあり、そっちを指差しながら「ハンコの横にありますよ」と教えてあげた。
ワタシの言葉を聞かず、ワタシの机の上にある「ナカムラさんホッチキス」を使おうとする彼。ふとした拍子に、それが、彼の手から滑り落ちた。
少しイヤな音
大切な「ナカムラさんホッチキス」が壊れてしまった。
プラスチックが割れてバネが飛び出している。接着すれば直せるのではないかと割れた破片をチラリと探したけれど、見つからなかった。それに、割れた部分は構造上重要な部分に見える。よほど上手く接着しないと元通りにはならないかもしれない。
それはどこにでも売られているMAXのフラットクリンチホッチキスなのだけれど、もう何年も使っていて、いつだって一緒に仕事をしていたワタシにとって「特別なホッチキス」だった。
社長だってわざと落としたわけではないし、壊れてしまったものは仕方がないし、ホッチキスが壊れるという事は一般的に決して大事件ではないし、ナカムラさんはもうお姉さんなんだし・・・。とにかくその場は、和やかにやり過ごした。
だけど、本当はとても悲しかったの。
そんなコトで泣いたりするなんておかしいって知ってるから、だからガマンしたけれど、だけど、本当はとても悲しかったの。しばらくは新しいヤツを買えそうにない。
本当はとても悲しいの。