雨のち晴子
少し前に会社のオオモリさんと「もし子どもがとても難しい病気だったら」というような話しをした。その時に「雨のち晴子」を思い出し、本当は彼女にも買ってもらった方が良いんだろうなぁ...と思いつつ、まぁそれはそれとして特には言わずに、貸してあげることにした。
返却されて、とても久しぶりに読んだ。
水頭症という病気を持って産まれてきた赤ちゃんの、お父さんが書いた本。
泣いたり笑ったり闘ったり助けたり助けられたりしながら、晴子ちゃんは少しずつ大きくなっていくの。彼女と一緒に、お父さんも大きくなっていくの。
雨のち晴子―水頭症の子と父のものがたり
山下 泰司 
オオモリさんは2人の子どものママ。
チビッコたちは元気に産まれて健康に育っているけれど、子どもを持つ親として、書いた人のキモチはとても良くわかる...と言っていた。そして同時に、決して簡単に「わかる」とは言えない部分があるとも言っていた。彼女は、妊娠中にお医者から出生前診断の話しを聞いた時の心境を話してくれた。
この本を初めて読んだ直後、ワタシは「晴子ちゃんのおじさん」にメールを書いた。
ワタシが書いた事と彼からの返事は、なぜだかとても良く覚えている。今思うと、あまり良い感想ではなかった気がする。思った事を正直に書いたから仕方がないと言えなくもないし、それはそれで後悔はしていないのだけれど、ほんのちょびっとだけ「ワタシもまだコドモだったんです」などという、言い訳をしたくなった。