女の子ライダー
ただいまのところ、ナカムラさんの半分はVMAXで出来ています。
ですから、ピカピカ光る大きなオートバイを見るとなんでもかんでも「ややっ?あれはVMAXかっ!?」などと、むやみに反応してしまいます。
知っている人は良く知っていると思いますが、ナカムラさんには「歩行中に気になるモノと遭遇したらイキナリ立ち止まってじーっと見る(そして置いてけぼり)」という習性がありますね。
地下鉄の階段を上り横断歩道を渡り終える時、その「習性」が出ました。
ターゲットは、停止線を大胆にはみ出して右折車線で信号待ちをしているオートバイです。大きくて黒くてピカピカ光っています。
「ややっ?ヤマハのマークだっ!」
それはVMAXではありませんでしたが、とにかくじーっと見つめます。
VMAXと似ているところがないか、製作中に「この箱なに?」と不思議に思ったパーツに匹敵するモノがくっついていないか、一生懸命探します。ついでに「あれはエグゾーストだもん」などと、こっそり得意気になったりもします。
ハタと気がついて、ライダーさんのお顔を見ました。
ワタシはじーっとバイクを見ていたのですが、ライダーさんはそんなワタシをじーっと見ていました。一瞬マズいと思いましたが、こんな時はとりあえず笑顔で会釈すれば大丈夫です。いつものようにニッコリしたら、ライダーさんが女の子でビックリ。ワタシと同じ年くらいかしら。小さな体には不似合いなオートバイなのに、それがとってもカッコイイ。
信号が変わる直前、彼女がぐいっとVサイン。
器用に右折するお姿に「ワタシに右折はムリ、いやそれ以前に他にも色々と無理...」と思いつつ、チラリと募る憧れゴコロ。万が一にも生まれ変わったら、速くて(←基本)整備もガンガン自分で出来ちゃう(←重要)、そんな「カッコイイ女の子ライダー」になろうと思った、仕事始めの朝です。