ゴミ分別をめぐる攻防
今までの事務所にはゴミの分別がなく、とにかくなんでもまぜこぜで、契約業者さんが持って行ってくれるシステムでした。でもこれからの事務所は、地域のルールに従って、キチンと分別をしなくてはいけないのです。
マニアの方なら予想できるかと思いますが、社長とワタシの間で、ゴミ分別をめぐる攻防が繰り広げられます。
「俺そんなのやったことないよ。」
「イチから教えてあげますから、大丈夫です。」
「イシダさん、やってよ~。」
「甘えっこしてもダメです、合言葉はセルフサービスです。」
彼にとっての最大の難関は、ペットボトル。
ラベルを剥がして洗って潰す。それだけのことなのに、どうにも納得がいかない様子。
「良い方法がありますよ?」
「なにっ?」
「ペットボトルを会社に持ってこなければ良いんです。」
「俺に何も飲むなって言うの?」
「んー、その辺りの判断はお任せしますワ?」
しっかり者だとおだてられても、決して譲りません。
自分のゴミは自分で捨てる。ワタシのお給料には「社長のゴミを捨ててあげるフィー」は含まれていないんですもの。
「お家でも分別があるでしょうに。」
「そういうのは、うちのがやるから。」
「ははーん、ナルホド?」
「イシダさん、やってよ~。」
「二の腕をムギュっと掴むのは、セクハラ訴訟です。」
ワタシの性格と過去の事例から判断して、結局のところアレコレやってあげるコトになるに決まっているのだけれど、それはそれ、これはこれ。とにかく最初が肝心なのです。