好きなことを職業にする - その12
昨日行った汐留のイベントには、お目当ての大図さんのブース以外にも、いくつかのブースが出ていました。その内容は様々だったけれど、自分で作った作品を売っているという点でみんな共通しているのではないかと思います。
その作品には値段がつけられているのですが。
自分で作れるものはどうしても、かなりシビアに作品と値段とのバランスを考えてしまいます。経験がないから卸価格はわからないけど、規模を考えても大量仕入が難しい事は用意に想像がつくし、とりあえず小売値ベースで、その質感やボリュームから材料費の計算はできてしまうのです。
同時に、作れるからこそ、その値段に言葉がみつけられなくもなるのです。
この前の筑波レースの出発前。
完成ホヤホヤの上着を発端に、ヘルメットを入れる袋にステッチしたゼッケン経由で、ニイモトさんが「だから結局、ユウコリンがいくらで売りたいと思うかっていうことなんだよ。」と言っていたのを、それを聞いた時の自分のキモチを、強烈に思い出しました。
(機会があったら酔ってないニイモトさんからお話しを聞いてみたいんだけど、なかなかその機会はなさそうな上に、シラフだろうが酔っていようが、会話の流れ具合にはたいして変化がなさそうな気もするんだー。)
材料費とは別に必要な、手間賃工賃。
意匠代だって乗せたいところかもしれないし、今日も明日もお腹が減るし、なによりも、材料を仕入れなくちゃ作品が作れないんですもの。有名ブランドみたいに「名前フィー」は乗せられないし、黙っていてもお客さんが足を運んでくれるワケぢゃなもの。
アレコレ含め、自分の作品に値段をつけましょう。
値段をつけるのよ?自分の作品に!
その時限りなら、ワタシ、かなり上質な毛糸で編んだ帽子を1,000円で買ってもらっただけで、舞い上がるほどにウレシイ。だけれど、もしそれが仕事になったら、逆立ちしたって1,000円では売れない。
じゃあ、ゆうみちゃんは、いくらなら良いの?
「お願い。そんなコトは聞かないで。腕も根性も勇気も、なにもかも足りないんだもの。」