優子、よその子!? その1
会社での手続きに必要で、お父さんに戸籍謄本を取り寄せてもらい、それが昨日届いた。昨日は封を切らずにそのままにしておいて、今朝、家を出る前に中を見た。
ややややっ!?
優子、いないよ?
何度も何度も、何度も確認。
なんで優子載ってないの?お母さんの欄がないのは100歩譲って仕方がないとして、隆一はちゃんと載ってるし、アリマさんだって載ってるっていうのに、なんで、なんで優子は載ってないの?
筆頭者の両親として、おじいちゃんとおばあちゃんの名前が載ってる。
お母さんの欄はなかったけれど、隆一の両親として名前が載ってる。結婚を機に本籍を横浜に移した隆一にはちゃんと欄が設けられていて、除籍マークと共にアレコレ大きくバッチリ載ってる。アリマさんだって、隆一とセットで同じくらいバッチリ載ってる。
だったらワタシだって、除籍マークで大きくバッチリ載っていてしかるべきぢゃないの?優子の方がお姉ちゃんなんだから、隆一よりも上に載せてくれても良いんぢゃないの?
「よその子?」
いや、そんなハズはない。
あれはパスポートを取る時だったかなんだったか、ついでだからと自分の戸籍謄本を取り寄せた事がある。その時のワタシはまだお父さんと同じ戸籍で、ちゃんと載ってた。お母さんだってバツ印でちゃんと載ってたもん。だから、お父さんの戸籍謄本にはワタシの名前がバツ印で載っているだろうと、そう思って、戸籍謄本を取り寄せてもらったんだもん。
「お父さん、優子、よその子なの!?」
・・・その2に続く