影の社長
宇宙人さんが何かしでかしたようで、朝イチから怒鳴られていた。
あーもう朝からイヤだわ...と、社長の気が済むのを待つ。しばらくして怒鳴り声がおさまると、なんとか穏やかムードに戻すために、社長はまたいつもように、ワタシを冗談の引き合いに出す。
お前がそうだからイシダさんたちが苦労してんだぞ。
イシダさん、そうだよな?
「その通りです。」
ほらみろ。
お前いい加減、ちゃんとやれよな。
イシダさん、そうだよな?
「その通りです。」
「社長も観念して、引退を諦めなくちゃダメかも知れませんね?」
お前がしっかりしないから、俺まで言われるだろ?
会社で今一番エラいのはイシダさんなんだからな?お前、わかってんのか?イシダさんに言われないように、ちゃんとやれよな。
・・・今日から、影の社長と呼んでください。