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2009/02/28

今もよくわからない

脈絡もなく突然、思い出したこと。
高校生の頃、土曜学校の子どもたちと一緒に、二子の改札をちょっと出たあたりで赤い羽根の募金活動をした。普段から元気いっぱい!の子たちはとても大きな声で、普段からそうでもない子たちはそれなりに、道行く人に「あかいはねのきょーどーぼきんに・・・」と、一生懸命声を出した。

募金をしてくれる人もいれば、足早に通り過ぎる人もいる。
小学生の子どもたちには、自分達が抱えている箱に興味を示さないオトナたちが理解できないようで、人通りが少なくなったときに小声で「なんで入れないの!?」と質問されて少々困ったりした。

そんな中。
初老の男性が杖をついてゆっくりゆっくり、ワタシたちの目の前を通り過ぎた。子どもたちはまるで遠慮をしたように、その男性が通り過ぎるのを黙って待っていた。

彼の姿が小さくなり始めたとき、一番年下の男の子がワタシを手招きした。なぁに?と腰をおろして彼に顔を近づけると、ワタシの耳元で彼は、ヒソヒソ話しをする。

「ああいう人をジロジロ見たらいけないんだよ。」
「ぼくはXXXX(幼稚園から高校までの私立校名)だから、知ってるよ。」

とても得意気な彼の表情に本格的に何も言えなくなり、かなり苦し紛れに、ヤマダタロウくん(仮名)もワタシも杖を持っている人もみんな同じだよと言った。

ヤマダタロウくん(仮名)は、うんわかったと何度もうなづいたけれど、彼が何をどうわかったのか、ワタシが苦し紛れに言った事はなんだったのか、今もよくわからない。

コメント & トラックバック

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時々拝見しています。
私はごく身近に身障者がいます。
背の低い人が背の高い人に「高い所にあるものを取って」と頼む事や、目の悪い人がめがねを掛ける事、と同じ事です。
うまく表現出来ないけれど、このイシダさんのエントリーが私の琴線に触れたので、自分でも何が伝えたいのかわからないけれど、「何か伝えたい」そんなふうに思いました(^^)。
訳のわからないコメントでごめんなさい。

コメントをどうもありがとう。
いろんな事を全部まとめて「おんなじだよ?なにか違う?」なんて、ものすごく気軽に言えるようになったら良いなぁって思います。