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2010/04/30

どうしてお花を供えるのだろう

予定通り、父とお墓参りへ行った。
東名を降りて伯母夫婦の家に行き、4人でお墓参り。富士霊園には母のお墓だけではなく、祖父母のお墓もある。両方へ行った。

絶好調だった東名とは対照的に、都内の一般道はとても混んでいた。
特にお父さんと別れてからの帰り道が大変で、延々とノロノロ運転が続き、その間にぼんやりとアレコレ考えた。

どうしてお花を供えるのだろうかと、これが、一番強く考えたこと。

往路の車中、お父さんはサダコ伯母さんに、お供えのお花についてリクエストをしていた。買ってきたお花ではなく、姉さんの庭に咲いているものを。雑草でもなんでも良いから、庭に咲いているものを。

お父さんが「故人が天国で花を愛でる」と考えているワケがない。
もしも全国平均でそう考える人が多いとしても、お父さんは違う。それくらいはわかる。

ではなぜ、お父さんは「お庭の花を」と思うのだろう。
明確に特定の誰かを喜ばせるという合理的な説明がなくとも、なにかしらの理由があるに違いない。

彼に聞けば済むのであろうけれど、なんとなく聞きそびれた。
気軽に聞くのも親子ならば、聞きそびれるのも親子なのではないかと思う。またそのうち聞いてみよう。そのうち聞いてみる事ができるのも、親子だからだ。

お墓参りは、生きている人のための行為だ。
子供の頃から漠然と思っていたことが、だんだん、強くなっていく。

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