2010/09/02
パッと理解するその瞬間
このあいだS撚りとZ撚りの事を書いた後、それぞれの単糸を用意。
太くて甘撚りの糸を紡ぐのは難しく、特にS撚りはじぇんじぇんダメ。Z撚りの方が比較的マトモな糸になったので、Z撚りの糸から先に編む事にした。
Z撚りは、いつもと反対の向き。
編み始めてしばらくは、編みやすいとも編みにくいとも思わない。そんな事より紡ぎのダメさ加減ばかりが気になり、肝心の撚りの向きはというと「どっちでの良いってコトかなぁ?」と、ボンヤリ思う程度だった。
ついさっき、一目編むたびに撚りが戻ることに気がついた。目をこらして編み進むと、かなりハッキリわかる。
「あっ・・・」
なんかちょっと、少しわかった。
甘撚りの特性を活かした編地にしたい時は、Z撚りだ。お店で売ってた単糸がZ撚りだったのは、ちゃんと理由があるんだ。きっとそうだ。
編むだけで糸に撚りがかかることは経験的にボンヤリ知っていたけれど、それが一体どういうコトなのか、初めてわかった。糸紡ぎを始めて、撚りが伝わる(逃げていく)感じがわかるようになって、他にもいろいろ、アレとソレとコレとが、パッ!とひとつになった。
今までなんとなく知っていたことが、ある瞬間にパッと理解できた。
今までバラバラだったことが、ある瞬間にググッとひとつになった。こういう瞬間は、そんなに頻繁に訪れない。
とても、とても嬉しい。
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