カモナ・マイ・サイト > サイキンノイシダユウコ > カテゴリ別に記事を読む[好きなことを職業にする]
homeblogphotoinfo

« オオツカさんとゆうみちゃん | メイン | 今日のゆうみちゃん »

2007年12月16日

好きなことを職業にする - その13

左の手のひらをみつめて、昨日の自分を考える。
能動的に選んだ仕事、流れにまかせて始めた仕事、肌にあっていた仕事、向いてないのかなと思った仕事。

今度は右の手のひらをみつめて、明日の自分を思い描く。
これはとても大切なことだから、念入りにみつめる。もう子どもではないんだもの、算盤だってちゃんとはじく。

もう大人だもの。
明日の自分は、昨日の自分と今日の自分と同じだけお腹がへるんだと、しっかり確認する。高価な宝石に全く興味を示さない事と廃番セールのソックヤーンの購入を一瞬で決める事と、その2つのバランスを考える。

その上で。
頭の算盤とは別に「キモチの算盤」がある事を、隠したりしない。

それは、右の手のひらに書いてある。
自分で書いた。消えないマジックで書いた。だから、手のひらをじっとみつめればわかる。いつでも確認できる。

ワタシは右の手のひらに、明日の自分を探す。
どういうわけだかいつも温かい右手に、明日の自分を探す。手が冷たいあなたなら、左の手のひらに、明日の自分を探してごらん?

働く理由を考える。
もし願いが叶うのなら、ワタシは、胸を張って「好きだから」と言えるようになりたい。あらゆることが不足しているワタシには、分不相応な事なのかもしれなくても。

-----

2007/12/17(Mon) 01:44

2007年12月12日

好きなことを職業にする - その12

昨日行った汐留のイベントには、お目当ての大図さんのブース以外にも、いくつかのブースが出ていました。その内容は様々だったけれど、自分で作った作品を売っているという点でみんな共通しているのではないかと思います。

その作品には値段がつけられているのですが。

自分で作れるものはどうしても、かなりシビアに作品と値段とのバランスを考えてしまいます。経験がないから卸価格はわからないけど、規模を考えても大量仕入が難しい事は用意に想像がつくし、とりあえず小売値ベースで、その質感やボリュームから材料費の計算はできてしまうのです。

同時に、作れるからこそ、その値段に言葉がみつけられなくもなるのです。

この前の筑波レースの出発前。
完成ホヤホヤの上着を発端に、ヘルメットを入れる袋にステッチしたゼッケン経由で、ニイモトさんが「だから結局、ユウコリンがいくらで売りたいと思うかっていうことなんだよ。」と言っていたのを、それを聞いた時の自分のキモチを、強烈に思い出しました。

(機会があったら酔ってないニイモトさんからお話しを聞いてみたいんだけど、なかなかその機会はなさそうな上に、シラフだろうが酔っていようが、会話の流れ具合にはたいして変化がなさそうな気もするんだー。)

材料費とは別に必要な、手間賃工賃。
意匠代だって乗せたいところかもしれないし、今日も明日もお腹が減るし、なによりも、材料を仕入れなくちゃ作品が作れないんですもの。有名ブランドみたいに「名前フィー」は乗せられないし、黙っていてもお客さんが足を運んでくれるワケぢゃなもの。

アレコレ含め、自分の作品に値段をつけましょう。

値段をつけるのよ?自分の作品に!
その時限りなら、ワタシ、かなり上質な毛糸で編んだ帽子を1,000円で買ってもらっただけで、舞い上がるほどにウレシイ。だけれど、もしそれが仕事になったら、逆立ちしたって1,000円では売れない。

じゃあ、ゆうみちゃんは、いくらなら良いの?

「お願い。そんなコトは聞かないで。腕も根性も勇気も、なにもかも足りないんだもの。」


2006年5月21日

好きなことを職業にする - その11

編み物の経済学...とは、いかにも大袈裟。
(だけど使ってみたかったんだもの、こういうコトバ)

プロのニッターさんたちがどういう就業形態でお金を稼いでいるのか、そんなコトはじぇんじぇん知らないんだけれど...

例えば、ボーナスなしの年収400万円で計算してみる。

セーター1着を2.5日間で作るとしよう。
年収400万円にするためには、一ヶ月に33万円を稼ぎ出さなくてはいけない。実働20日間(←このあたりすっかりサラリーマン発想?)とすると、8枚しか編めない。

8枚で33万円にするためには、1着41,250円!?
1着を1.0日に短縮して計算しても、1着16,500円かぁ...

コレに材料費や流通などのコストを乗せなくてはいけないから、えぇと...実売価格って一体いくらになるワケなのよ!?

こりゃダメだ。

2006年5月19日

好きなことを職業にする - その10

省略する事情で昨日の午後はさっぱり!仕事にならず、生産性なんて、そうね、だいたいマイナス125くらい。
その午後を思い出すと、お腹がももももも....となるようなキモチに!

しかしながら、本日のナカムラくんは頑張りました。
冴えまくる頭から溢れるアイデア。前日のマイナスを補って余りある程の活躍振りです。単純と言われようとも、気分は上々なのです。

さて。

好きなことを首尾よく現在の職業にしている人はきっと、そんなに多くないと思うんだ。

ちょっとしたきっかけや何かの縁でなんとなく今の仕事を選んだり、家業を継ぐ星のもとに生まれたり。オレは卒業までに決まればもう!何でも良かったんだゼ、結局最後は消去法だったよ、決め手は給料に決まってんぢゃん、選ぼうにも選択肢なんてじぇんじぇんなかったの...なんて。

ひょんなコトから今のお仕事に就いて、楽しい事とツラい事とウレシイコトと悲しい事と、あとはイロイロ、倦怠感充実感達成感・・・なんていう、大人が漢字で書くようなキモチを胸いっぱいに抱く。

頑張る、サボる、好調をキープ、何をやってもダメ

そんなこんなで仕事を続けていくうちに。
いつのまにか、どうでもよかったハズの仕事が好きになってる!?というのも、きっとアリよね。自分の事なんて意外とわからなくて、だから「今まで知らなかったけど向いてるかも!?」なんて思う時があったりしてね。

思わず新しいカテゴリを作っちゃって、そのうち「職業が好きなことになる - その10」なんてコトも書いちゃったりするような、ね。

2006年3月 7日

好きなことを職業にする - その9

いつぞや話題になった「13歳のハローワーク」の中身がネットでごっそり!読めると知ったのは、つい最近のこと。

残念ながら「ニッターになる!」という項はないのだけれど。
(どうしてないのかしら!?)

それまで、図書館に置いてある禁帯シールが貼られた本をちらっと見るだけだった33歳のナカムラさんは、アレコレ考えずに素直に読んだ。

13歳と33歳では少々!?年の差があるものの、別に、そんなコトは構わないのさ(...と村上龍さんも思っているのさ)。

13歳の彼らなりの、あなたにはあなたなりの、ワタシにはワタシなりの、夢見る姿や胸に抱く希望や未だ見ぬ未来に対する憧れや、そういうモノがあっても良いのさ。

2006年1月21日

好きなことを職業にする - その8

ドラえもんの「もしもボックス」ぢゃあないけれど(そういえば年齢とドラえもんの関係とは如何に?)、現実味マイナス120%だとしても、むやみに憧れる職業ってない?
ワタシにはあるよ。みんなにもあるよね!?

と、いうコトで。ムダに無茶にむやみに...
今までに妄想してきた「憧れの職業」リストアップ(笑)

お酒が1種類しかないショットバー
実際にそういうお店があるというウワサを聞いて、無性に憧れました。
場所は銀座4丁目付近。カウンター席しかない店内、ワタシの背中の棚には微妙なクラス(←重要)の茶色いお酒がズラッと並んでて。メニューなんてないの。だって、お酒は1種類だもん。
氷と水だけしか用意しなくて、だから、ストレートかロックか水割りしかないの。で、水割りだとちょっとんん!?って顔したりするの。あと、チェイサーも出してあげて良いカナ。
気に入ったお客さんにはお買い得価格、いけすかないヤツからはしっかり座料も頂戴します。だってお銀座だもの。

ヒマでコジャレたカフェー
巷で「あそこいつ行ってもヒマだよねー」と評判な、だけど贅沢に空間を使っているコジャレたカフェー。さりげなくかかるBGMは、知らない人にはただのBGMだけど、知ってる人には「おっ!?」と思わせるラインアップで攻めてみます。
もちろん、店番中は編み物です。お客さんも「まったり」しているでしょうから、店員が姿を表さなくても支障はありません、むしろ大歓迎?

月替わりランチが評判な喫茶店
少ないお小遣いのヤリクリを強いられるお父さんたちに「あそこのランチは並んでも食いたい」とクチコミで有名な、安くておいしいランチを提供。目がまわる程に大繁盛で、限られたランチタイムをいかに回すか、工夫に工夫を重ねて頑張る自分の姿に、我ながらクラクラしそう。

10年待ちでも彼女に...と言われる革鞄職人
説明なんて要らないよね、カッコイイよね、ぐっとくるよね!

インダストリアルデザイナー
思わず唸る使い安さ、愛すべきデザイン、皆に使ってもらえるお値段での流通を目指して、日夜努力を怠らないワ。お洋服ぢゃダメなのよ、工業デザインぢゃないとダメなのよ?
普段はワタシがデザインしたなんてコト、少しも表に出ないの。道具好きの編集者さんあたりが、ワリとマニアックにワタシに目をつけて、ちらっと雑誌にインタビューが載ったりして。
それを読んだ人が「あれも彼女のデザインなんだー」と驚くような、控えめながら実力派...という感じでお願いします。


番外:イシダさんが憧れる職業
表から様子が窺える居間で、テレビを見ながら店番する、タバコ屋さん

2006年1月 7日

好きなことを職業にする - その7

時々書いている[好きなことを職業にする]というカテゴリは、ワタシの今の職業と、誰にも内緒でこっそり(無謀に?)自分で自分に問いかけた答えとの、現実的といえば現実的な「ギャップ」を埋める作業...と、言い換える事ができます。

省略するあるきっかけで始まったこの作業は、穏やかながらも絶え間なく、ワタシの頭の中でぐるぐると音を立て続けます。

そこには明らかに努力を惜しむワタシがいて、それを思うと、自分で自分が少々キライになったりして、


...と、ここまで書いて、いくら考えてもこれ以上書けないので、今回はおしまい。着地点を見失ったとしても、それを隠さないのが、このカテゴリの良い点なのである。

2005年12月 7日

好きなことを職業にする - その6

一方で「どうして好きなことを職業にしなくてはいけないんだろう」という考え方もある。

こんなワタシでも、労働の対価として金銭を受け取る事の苦労を、少しは知っているつもり。どんなお仕事だって、たぶんきっと、喜びと悲しみは背中合わせ。

不甲斐なさに枕を濡らす夜
晴れやかな気持ちで目覚める朝
テキトウにやり過ごす月曜日
なんだかんだと必死な水曜日
自身を取り巻く環境に疑問を抱く秋
消耗を最小限に抑える事に知恵を絞る冬
気持ちを切り替える春
堂々と顔を上げ太陽を浴びる夏

凍える手のひらをじっと見つめる夜に、例えば編みかけのセーターがあったなら、それだけでもう、今夜を乗り切れるかもしれないのよ?

それは解決とは全く別のルートを辿る夜だけれど、それでも、自分で自分に「ナカムラさん大丈夫?少しお休みしても良いんだよ?」と言わずに眠れる夜になるかも知れないのよ?

一人ぼっちだと思ってしまった時、ただひとつその両手に残る「好きなこと」を、どうして、職業にしなくちゃイケナイんだろう。わかっているのにどうして、大切な「好きなこと」をわざわざ職業にしたいと思うんだろう。

2005年11月30日

好きなことを職業にする - その5

いろいろなコトを言い訳にして次のステップを踏み出さないのは、それは「好き」が足りないからなのだろうか。

2005年11月29日

好きなことを職業にする - その4

お店を辞めて普通のサラリーマンになったのは、一人でもキチンと生きて行けるように、何か「手に職」をつけようと思ったから。

今思えば、プロのニッター(knitter)もかなり「手に職」だと思うけれど、お店を辞める時の選択肢には入らなかった。
自分が「その辺の人よりちょっと上手い」程度であるコトを知っていたし、「ニッター募集!未経験者歓迎、仕事はOJTで親切指導!」なんていう求人なんてあるわけないし、お店を続けながら学校へ通ったり先生の資格を取ったりする根性もなかった。

その時はまさかプログラミングの仕事に就くとは思いもしなかったけれど、なんだかんだで結局、こうして毎日、ソースコードと格闘中。
自分のコトなのに、向き不向きも好き嫌いもイマイチよくわからない。ただ、それなりに「手に職」はついたと思う。

もしこれから何かを始めようと思ったとき、32歳になったばかりのワタシは、果たして「まだ若いものなんでもできるよ」なのか、それとも「ちょーっと遅いかもね」なのか、時々わからない。
誰かに「大丈夫」と言ってもらいたい気もするし、言われると「うーんでも...」なんて答えてしまいそうな気もする。

欲張りさんを(他ではなく)ここで発揮して、自分で自分に「そう?大丈夫に決まってるのに!」と言ってみたら、どんな気分になるんだろうな。

2005年11月20日

好きなことを職業にする - その3

えびさんが教えてくれた、ジョブスの卒業祝賀スピーチ
アップルコンピュータの創業者で、2005/06/12、スタンフォード大学にて。

今年の「現代の匠」に選ばれた矢入一男さんの...
会社のサイトちらりインタビュー

テレビのニュースで、矢入一男さんのコメントをほんの一瞬だけ見た。
ワタシには無縁の業界なので「ヤイリギター」なんて初耳だったけれど、ネットで調べてみると、その筋ではとても有名らしい。

受賞に際してのその短いコメントで、彼は、結局ギターを作るコトが大好きだから苦労も時間も忘れて没頭できる...というようなことを話していた。その一瞬のコメントが、ずっと頭の中に残る。

時間を忘れて没頭するのは、とても得意。
苦労を忘れて没頭するのは、どうだろう。

2005年11月18日

好きなことを職業にする - その2

利発でよく気がつくとの誉れ高き小学校低学年だった優子ちゃん(お父さん、そうだよね?ね?)の「将来の夢」は、学校の先生になることでした。

将来の夢はと問われ「看護婦さん」と即答する少女の発言が、看護という職業の尊さや苦労を理解した上でのそれであるはずはなく、同様に、当時の優子ちゃんだって、教員が味わっているであろう喜びや徒労などを踏まえていたわけでは、決してありません。

青少年が本格的に進路について悩むのは、やっぱり高校生の頃なのでしょうか。卒業後の進路について考えていた当時のあなたは、その胸に何を抱いていましたか?

近い将来のリアルな自分の姿でしたか?
とりあえず、というセリフですか?
高校卒業は単なる通過点?
胸を焦がす程の希望や夢でしたか?
そういえば最近聞かないモラトリアムという言葉でしたか?
それとも、ワタシの想像できないようなコトでしたか?

2005年11月17日

好きなことを職業にする - その1

このテーマについて考えるときの、ナカムラ的事前準備。

胸を張って世界でイチバン大切な!あの人の瞳を見つめながら「好きなことはコレ」と宣言できるか、こっそり自問自答する。
(結果は問わない。自問自答する事そのものが重要)

それが現状打破の手段になっていないかも、あわせて再確認。
(手段になってしまっている場合は、深呼吸15回、かつ、1回お休み)

ちびっ子を抱えている人のみ、「好きなこと」を職業にした場合、一日3度の食事と彼らの就学が実現可能かどうか、生涯最高最大MAXの真剣さで考える。
(ここでNGの人はちびっ子が二十歳になるまでお休みする。それが子どもを育てる大人の責任だから)

目指す到達地点に辿りつけなかったとき、自分で自分のことを、許したり励ましたりする修行をしておく。
(人間は基本的に弱い生き物で、自分を守るのは結局自分しかいなくて、そして、むやみに人生を放棄してはイケナイ...という発想から)

どうしても「忘れられない」何かをココロに抱く。歌でも小説の一部でも暗唱した詩でも、あの人の左手でも彼女の眼差しでも。くだらない学生時代のエピソードでも一度だけ食べたご馳走でも旅先でのひとコマでも。人工的な香りでも安っぽいブルーの光源でも何も見えなかった夜でも。恐怖でも精神的または肉体的な苦痛でも。なんだって良い。
(何であれ「それ」があればきっと大丈夫)

好きなことを職業にする - そのゼロ

書きたいけどまとまらない...と身もだえする日々を送っていたのですが、そうよ、別にまとまらなくたって良いのよ?というコトに気がつきました。

上手に短くまとめたいだなんて、ワタシにはムリよね。
溢れるコトバをそのたびに文字にすりゃあ良いんぢゃない?
でもなぁ。アーカイブからまとめて拾えないなぁ。
ん?ちょっと待て。
blogにはカテゴリってモノがあるぢゃあないの!

...と、言うワケで[好きなことを職業にする]カテゴリを作り、溢れるままにダラダラと、頭の中で今!まさに!!グルグルしているコトバを「分割して書く」という手法にチャレンジ。分割するコトで、ココロの揺れが見えてくるのではないかしらと、淡い期待。

(果たしてそんな文章力があるのか?と言わないで)