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2007年8月14日

読書スイッチ、猛烈オン。

ワタシの体には「読書スイッチ」がついている。
長年使われなかったせいか少々サビついていて、しかも手の届き難いところにあり、自分の体にくっついているスイッチだというのに、なかなか自由に操作する事ができない。

ふとした拍子に、スイッチが「猛烈オン」になる事がある。

今夜がそう。
出来る限りの事を省略して本を読む。一瞬の隙をついてせめてお風呂には入り、こうして慌ててサイキンノイシダユウコを書き、気になる事も心配なこともなにもかも全部「なかったこと」にして、続きを読む。

ワタシは決して読書家ではない。
だから、ワタシはスイッチを上手に操作することができない。

2007年8月11日

洋服の値段

お手本から型紙を写し取りハサミで切りました。洋裁初級のワタシですから、それだけでもワリと大変です。

やっと切ったぁ!と一息つくと、今朝の新聞広告が目に付きました。
それはユニクロの広告で、モデルちゃんが胸元にフリルのついた白い長袖のブラウスを着ています。カフスにはボタンが2つ。目を凝らすと、ループで留めるデザインになっているようです。

お値段、1,990円。
どうしてこんなに安いのかしらと、苦労して切り取った型紙を横目に、とても不思議に思いました。

さすがのワタシでも「薄利多売」の意味くらいは知っていますし、ワタシの想像を絶する機械化が進んでいるのかもしれませんが、それでもやっぱり、なんだか不思議な感じがします。

不思議な感じがしませんか?

2007年7月27日

とても困った

布袋寅泰さんが町蔵を殴ったというニュースについて、会社のオオモリさんがインターネットで片っ端から検索して、そのURLをメールで送ってくれた。

(ちなみに仕事中。それから、たいていのページには「ロック歌手の町田康さん」と書いてあった。)

彼女は、大好きなミュージシャンについて(それがたとえ2ちゃんねるの書き込みだったとしても)私生活に至るまで何でも知りたい!と思うタイプで、その思想に照らし合わせて、ワタシのためにアレコレ検索してくれたみたいだった。

メールには「音楽性の違いが原因って書いてありましたけど、布袋さんって熱くなるタイプだから、許してあげて下さい」と書いてあった。

とても、とても困った。
殴っても殴られても、そのことに対して興味がない。ワタシの人生に布袋寅泰さんの名前は出てこなかったし、殴っても殴られても、だからといって町蔵が新しいアルバムを出すワケではないのだから。

だけれど何か、返事を書かなくては。
送られてきたURLの上から3つめくらいに、布袋寅泰さんのツアーのアンコールに町蔵がちらっと出てきた...と書かれているのがあった。

それでワタシは・・・

町蔵のライブに布袋さんがイキナリ出てきたら、お客さんは全員「あ、布袋だ。」と思うかもしれないけど、布袋さんのライブにイキナリ町蔵が出てきたら、お客さんの中には「あれ誰?」と思う人がたくさんいそう。

・・・と、書いておいた。

最初は「あ、布袋だ、なんで?」と書いたのだけれど、それはヤメにした。

2007年7月25日

あんまり好きぢゃない

会社の近くの掲示板。
ワタシ、こんな風に、イタズラみたいな感じでそれっぽい事を書いたりするの、あんまり好きぢゃない。

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2007年7月14日

毎日続ける

真夜中のコーヒー(と真夜中のレコード)はクロスステッチのお供だったのですが、その「真夜中の手芸タイム」に、ワタシは色々なことを考えていました。

子どもの頃のこと、ワガママさんの自分、将来の夢。
そんなことを考えていたら、脈絡もなく突然に、毎日続ける事の大切さが理解できたような気がしました。

手芸はとても手間がかかります。
細い糸でセーターを編んでいるとき、慣れないクロスステッチで数字を刺しているとき。そんな時にふと「これは本当に完成するのかしら?」と思う事があります。

でも、毎日続けると、必ず完成するのです。
たとえほんの少しずつでも、途中で投げ出さずに毎日続けると、必ず完成する。最初は上手にできなくても、毎日続けると、だんだん上手になってくる。

それは手芸に限った事ではないし、誰もが知っている当たり前の事なのだけれど、真夜中の手芸タイムに突然、体中で理解できた気がしました。

ワタシはちょっとダメだから好きな事しかできないけれど、せめて好きな事だけは、毎日続けようと思います。真夜中の手芸タイムに考えた事は、ずっと忘れないようにしようと思います。

2007年6月29日

手芸ばかりをやりすぎている

家に帰って、ひたすらに手芸をする。
モチーフバッグの細編みに疲れたら、刺しゅう。18カウントの細かさに疲れたら、編み物。編み物→刺しゅう→編み物→刺しゅう。

最近のワタシは、手芸ばかりをやりすぎているような気がする。
別に悪い事をしているワケではないのだけれど、なんていうのかしら、自分でふと、少し心配になる時がある。

2007年5月20日

とても気分の良い日曜日

特別に何かしたというワケではなく、いつもの日曜日を一人で過ごしただけなのだけれど、なんだか今日は、とても気分の良い日曜日だった。

家中の窓を開け放つ。
家事をしたり、ランの花を観察したり、編み物をしたり、ラジオを聞いたり、お風呂に入ったりする。それから、何もせずにボンヤリもした。

ただそれだけのコトなのだけれど、とても気分が良い日曜日。
それはきっと、お空が水色だったから。今夜はきっと三日月と金星を見られると思ったから。

2007年5月 3日

何か違うの?

野球の特待生ってダメだったんだね。
そんなルールがあるだなんて知ってた?ワタシちっとも知らなかった。だって、そんなのずーっと前からあるもの。

どうして急に「絶対ダメです!」って言い始めたの?
何か理由があるの?なにかオトナの事情でもあるの?イマサラ目を三角にするような、そんな理由が何かあるの?

「いままで学費は免除されてたみたいだけど、これからはフツーにお金を払いなよ。そうすれば試合には出させてあげるからさ。親に突然負担がかかるって?いやぁ、そこまではちょっとコッチの責任じゃないから、とにかく親と相談してくれる?」

・・・なんてコトを、部活で頑張る子たちとそれを応援する両親に言い放つほどの理由が、なにかあるの?ねぇ、なにかあるの?

高校野球は特別なの?
サッカーが得意な子とお勉強が得意な子と野球が得意な子とでは、何か違うの?

2007年4月30日

ピカピカの雑巾

スカートを作っているときに、頭に浮かんだコト。
長くなるのでそこに至る経緯は省略するのだけれど。

ワタシがうんと小さい頃、雑巾とは「使い古した布」で作るモノだった。
小学校へ上がる頃には「ピカピカのタオル」で作るモノに格上げされ、さらに、いつのまにか「お店で買うもの」へと格上げされたよね。

ワタシ、算数はラララだけど、少しだけ知ってるよ。

地球がやさしくて過剰包装なクールビスで、だから、毎日のトルティアよりもバイオ燃料の方が大切なんでしょ?

それは、雑巾がどんどん格上げされたコトに関係があるんでしょ?

夢の9連休に一人で黙々とスカートを縫い、その仕上がりに泣いたり笑ったりしているワタシは、雑巾を買います。

2007年3月30日

ワタシのお花見

会社の帰りに、朝の探検で立ち寄る「いつもの公園」へ寄って、お花見をしました。

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くもり空が残念だけど、良いの。
美しいライトアップはないけど、良いの。お弁当もビールも一緒におしゃべりする人もないけど、良いの。有名な場所でもなければ由緒ある木でもないけど、良いの。

体が冷えるまで、ベンチに座る。
桜を見て「キレイだ」とドキドキする。どうしてみんな桜が好きなんだろうとぼんやりする。思い出したようにハナウタも歌えば、桜を経由してアレコレ考えたりもする。

良いの。
これがワタシのお花見なの。

2007年2月20日

「ナカムラ用語」のせいなのかしら

朝の駅で、肩をぽんっと叩かれた。
振り返るとトシコさん。あら、おはようございます!

彼女がにこやかな表情で「どうして気がついたかわかる?」と聞く。
あっと気がつくワタシ、2人の声が「靴下!」と揃う。階段の少し先を行くワタシの足元が目に入ったんだと思った。

彼女は短い会話の中で「手がこんだ靴下」という言葉を使った。
改札を抜けて別れた後、ワタシにはあの言い方はできないなぁ...と考える。とっさの会話で「手がこむ」という表現を使える事が、なんだか大人っぽくてうらやましく感じた。

ワタシは普段から乱暴な言葉遣いなんてしない。
もちろん特別に丁寧でもなければ正しくもないのだろうけれど、文末をゴニョゴニョさせたりしないし、語尾をやたらに延ばしたり上げたりもしない。「てにをは」が大胆に間違っている事もないと思うし、若者コトバの頻度もそんなに高くないはずだし、ら抜き表現はしないように心がけている。

だけれどなぜか、ちっとも大人っぽくならない。
平常時(ウキウキ気分炸裂の時は特別だから除外)の話し方は、どうすれば大人っぽくなるのかしら。大人っぽい上に賢そうな(←欲張り)話し方のヒミツは、どの辺りにあるのかしら。

あれかしら。
やっぱり「ナカムラ用語」のせいなのかしら。

2007年2月12日

こういう時のワタシは普段の8倍くらい強引

少し久しぶりに鶏モモの掃除をして急に思い出した、お店時代のコト。

その日はワタシとマサキくんだけがコックコートを着ていて、どういうワケだかとにかく、2人だけでお通しを「イキナリ今考えて作る」状況い追い込まれた。前日に記入する「明日のおつかい&仕込みメモ」に不備があったのか思った以上に満員御礼だったのか。細かいコトは覚えていないけれど、キッチン担当はワタシたち2人だけだった。

お店だもの、当然「お通しレシピ」は沢山ある。
だけれど、ワタシたちが今すぐにバッチリ!作れるもので、さらに「今この冷蔵庫にあるモノ」で作れるという条件に合うレシピがみつからなかった。

たとえ他のアイテムが欠品になろうとも、お通しナシというワケにはいかない。2人の経験と冷蔵庫の中身を考慮しながら、何か作らなくちゃイケナイ。

「アスパラガスと人参を鶏モモで巻いてオーブンで焼こう」
「牛肉巻きがアリなんだから鶏肉だってアリだと思うの」
「お酒とおしょう油と少しのお砂糖を煮詰めたタレをかけよう」
「大葉(シソ)を一緒に巻くと更においしいんだよ?」
「ワタシ作ったコトあるから大丈夫。おいしいよ?ホントウだよ?」

ワタシの提案に、少々難色を示すマサキくん。
その理由は、鶏モモの掃除にかかる手間と材料費の高さだった。彼の言うコトはちっとも間違ってない。だけれどワタシにはもう、他に案が思い浮かばなかった。

「他に良いヤツが思い浮かばないんだから、もうそれにしよう?」
「お肉の掃除はワタシがするし、材料費のコトは考えないコトにしよう?」

こういう時のワタシは普段の8倍くらい強引で、相手が息を吸った瞬間を見逃さずに「ダダダッ」とたたみかける。マサキくんはおしゃべりのトーンがほんの少しノンビリしているので、圧倒されたみたいだった。

その後の展開はあんまり覚えていないのだけれど、とにかく強引に決めたコトと、エラい勢いで鶏モモの掃除をしたコトを覚えている。

2007年2月 8日

働くママのユウウツ

会社のオオモリさんが、エラい勢いで憤慨してる。
怒りの矛先は、昨日の夜「PTAの担当の女性」からかかってきた電話の内容に向けられていた。

彼女の話しをまとめると、

  • 上の子が春から通う小学校では登下校時に親が交代で通学路に立ち「自主的に子供の安全を守る」システムがあり、そのローテーションを作成するための準備として、電話があった。

  • そのシステムでは「未就学児を抱えているママ」の朝の当番は免除されていて(夕方の当番は免除されない)、彼女はこれに該当する。

  • しかし「フルタイムで働くママ」の免除は認められておらず、フルタイムの正社員なので無理だと告げると「そういう理由はダメなんですよね」と、冷たくあしらわれた。

という感じ。
電話の相手に「あなたのご主人がそんな理由で会社を遅刻したり早退したりできると思います?そんな事が許されると思います!?」と、危うく口に出しそうになったと話していた。

他にもささやかながら「ちょっとなんでよ?」と思う事がいっぱいあるらしくて、小学校に関するあらゆる事が「っていうかお母さんは専業主婦かちょっとしたパートが当然でしょ?」というスタンスで決められているコトに、少々ウンザリしている様子にみえる。

世間一般では「子育て中の女性社員に理解を示さない会社組織」が働くママの出世を阻んでいるというコトになっているのかと、なんとなくそんな風に思ってた。新聞やテレビやラジオから聞こえてくる話しは、だいたいそんな感じだもの。

だけれど今日、こっちの方がキツイのかなぁ...と思った。

たとえば子供の病気で会社を休んでプロジェクトから外される事よりも、同じ小学校に子供を通わせている専業主婦の女性に「お子さんの安全と仕事とどちらが大切なんですか?」などと言われるほうが、ダメージが大きい気がする。

2007年2月 2日

線引きの基準

成果が芳しくなく、細々と方角のギモンについての調査に勤しむ日々。
納得できる答えを求めて頑張っているのですが、昨日あたりから「教えて!gooで質問したらきっと...」なんて、弱気な考えが頭をチラチラかすめたりするようになりました。

(なるべく自分で頑張ります)

アレコレ検索していると、本当にいろいろなサイトに遭遇します。
そのうち、探している答えに関連のあることかどうか?という選別の他に、ここに書いてあるコトは本当なのか?というコトについて選別しているコトに気がつきました。

極端な例を出すと、同じ満月の情報でも、2ちゃんねるのゴチャっとした書き込みなら「なんかちょっとウソっぽい」と感じて、国立天文台のサイトなら「なるほど絶対ホントなんだ!」と感じる・・・ということです。

そう思ったら「ワタシの線引きの基準」をどうやって決めているのか、考えた事がないことに気が付きました。これはインターネットに限らないことで、毎日の生活にとっても関係があると思うのです。

まずは「方角のギモン」なのですが、線引きの基準のコトも考えてみようと思いました。

2007年1月21日

マラソン大会

ラジオをつけたらなにやら駅伝の中継で、それには全く興味がないから「ふーむ」と思って、お風呂に入ることにした。

お風呂の中で、マラソン大会のコトを思い出す。
高校生の時は確か「こどもの国」で毎年開催されて、制服着用のジャージ持参で、現地集合・現地解散だったような気がする。

男の子の方が距離が長くて、シーズンが来るたびに気の毒にだった。
ワタシよりも足が遅くて運動がニガテな男の子だっているのに。男女別ではなく、体育の成績別にしてあげれば良いのに...と、思ったりした。

ワタシの通っていた学校では、他のあらゆる学校行事と違い、マラソン大会だけは絶対に「欠席」できないようになっていた。サボりだろうが病気だろうがケガだろうがその理由を一切問わず、大会当日にお休みをした人は、後日の指定日に行われる「追走」というモノに参加しなくてはイケナイ仕組みになっていた。

追走とは運動部の子たちがいつも走っている「外周」と呼ばれるルートを数周走るイベントで、学校中の生徒が完全に走り終わるまで、「追走の追走」「追走の追走の追走」「追走の追走の追走の...」と、日程が延々と発表され続ける。

追走をサボると卒業できない・・・というウワサが、生徒たちの間でささやかれていた。
落ち着いて考えればそんなウワサは間違いだとわかるのに、その辺りが高校生らしくて、振り返ると可愛らしい。

ワタシ?

マラソン大会の日に学校をサボるのは科目別の「授業出席日数」にはほとんど影響がなくてお得だったし(お父さんゴメンナサイ)、荷物持参でゾロゾロと電車に乗るのは面倒だったし、だから「1回目の追走」を走ってたよ。

2007年1月16日

ダメなことだった

この前書いたtetra bagを作ってみたよエントリーに、それをデザインした人と誰だかわからない通りがかりの人(と書いてあった)が、コメントを書いてくれたの。コメントはエントリーにくっついているみたいで、エントリーを削除したらコメントも消えちゃったんだけど。

通りがかりの人は通りがかりの人だったのでともかくとして、デザインした人が「エントリーを削除して?」と書いていたので(とても丁寧な言葉遣いで実際はこんな風に友達コトバぢゃなかったの)、ムズカシイコトはわからないけれど、イヤなキモチになった人がいて(もしくは気持ちとは関係なく法律の問題か法律とは関係ないけど商売に迷惑がかかるか)、その人はデザインをした人で、それをキチンと名乗って伝えなくちゃと思ったんだという事は、さすがのワタシにもわかったんだ。

それで、編み物の事を考えたの。
サンカ模様のマフラーを編んで「着てナンボ」写真を撮ることと、テトラバッグを真似っこして作って写真を撮ることと。

そしたらどんどんわからなくなってきて、例えばガーター編みのマフラー(わからなかったら石畳模様のマフラーでも良いよ)を編んで写真に載せることもダメなことなのかと思い始めて、頭がグルグルしてきたの。

うぅ。なんだかムズカシイなぁ。

作れるモノ作ってもその後にイロイロあるのかなぁ。写真を載せずに、お友達に「このスカート作ったんだけどお父さんにイマイチって言われたの...」と言うだけにしておけば良いのかなぁ。

とにかく。
今できる事はしておこうと思って、エントリーは削除しておくことにしました。デザイナーさん、イヤな思いをさせてごめんなさい。

2007年1月10日

白い月

今朝も白い月が見えたので、チラッと写真に撮った。

2007/01/10 7:22
ベランダの、正面よりちょっとだけ右に見えた。

2007年1月 9日

赤い月のヒミツ

今朝の06:30頃は、まだほんの少しだけベランダの左側のお空がオレンジ色で、正面の少し高いところにある月も、まだほんの少しだけ光っていた。それはもう赤い色ではなかったけれど、昨日の夜見た月と同じ形だった。だから「やっぱり昨日の赤い月は見間違いじゃなかった」と思った。

(06:50にもう一度見たら月は右側に移動していて、白い月になっていた。)

気になって、インターネットで検索。
前に検索した時は全然ダメだったのに、キーワードに「天文」を加えたのが良かったみたいで今回は情報がいっぱい見つかり、札幌市青少年科学館の天文係さんが書いているブログのエントリーをブックマークしておくことにした。

札幌市青少年科学館 - 天文係 職員の声 赤い月

双眼鏡と方位磁石を持ち歩けば赤い月に遭遇した場合に役に立つ...と、考えたり考えなかったり。

2007年1月 8日

40分の探索

帰りの電車は空いていた。
もうすぐ降りるからと定期を片手に握り締めたとき、向かいの窓に、やけに低い位置にあるとても大きくて赤い月を見た。それは丸くはなかったけれど、子どもの頃に一度だけみた、大きくて赤い月だった。

がばっ!と勢い良く立ち上がってドアに張り付こうと思った時、急に「ガラスに映っていて本当は反対側にあるのではないか!?」と突然思い立ち、反対側のドアに張り付いた。

次の瞬間、電車がホームに滑り込む。
空のかわりに、毎朝毎晩目にしているはずなのにひとつも見覚えなどない看板が次々と目に飛び込んできた。

空が見えなくなった。月も見えなくなった。

看板がないホームの端まで走ってみたけれど、月は見えない。早足で改札を抜け、とりあえず川沿いに行ってみることにした。川幅はわりと広くて近くに高い建物はない。けれど、いくら探しても月は見えなかった。

時計を見たら、21:30だった。

線路を挟んで反対側へ行ってみる。
だけれどそっちは建物ばかりで、建物の隙間から見える真上の空に月を探して歩いても、見つかるはずなんてない。迷子にならない程度に少しウロウロして、家に帰ることにした。もしかしたらベランダから月が見えるかもしれない。そう思った。

それでも、帰るまでずっと月を探す。
真上にない事はわかっているのに、探さずにはいられない。背中に見えるかもしれないと、何度もくるくる回りながら歩いた。空にはオリオン座が光っていて、いつも必ず「ワタシの20歩前」にいる。家の鍵を探しながら、下り電車に乗れば良かったのかもしれないと思ったけれど、冷えた体にはもうその根性はなく、そのまま家に入った。

ベランダから月を探すワタシの「20歩前」にはやっぱりオリオン座が光っていて(それは今年最初に見たときよりも左側にいた)、だけれど、月は見えなかった。

抜群の方向感覚で、小学校で習った月や星のヒミツもちゃんと覚えていて、ついでに「天体少女」だったなら、あの月を探すことができたのかなぁ...と、オリオン座を眺めながら思う。

どうしても、あの月を見たい。

2007年1月 3日

初夢

初夢って、いつ見た夢なの?
大晦日と元旦の間?元旦と2日の間?

どちらにせよ、今朝「今年初めての夢」をみたワタシは、初夢カテゴリに入れてもらえないかもしれないけれど。

まるで映画のように美しい湖で、一人カヌーを漕ぐワタシ。
道しるべは光る丸い月。目的地があるみたいで、一生懸命にオールを漕いでいる。幼稚園児のように水筒を斜めにさげるワタシ。

ここまでは良いのだけれど、事件が発生。

前方から泳いできた犬が、無断でカヌーに乗り込んできたの。
それは、うさぎ狩りに連れられていそうな種類の犬。小さなカヌーはとても狭くて、犬との距離が近すぎる。ネコなら良いけど犬はダメ。適切な距離を置かなくちゃダメなの。近すぎるのはダメなのよ?

フフンという表情の彼。
息を止めて彼をみつめ、交渉を始めるワタシ。

「水筒のコーヒーを半分あげるね、ワタシがマヂメに淹れたコーヒーなの。だからいつも少し、離れた場所にいてくれる?」

「美しいヤマメが釣れたら半分あげるね、ワタシが愛するヤマメなの。だからいつも、少し離れていてくれる?」

「キライってワケぢゃないの。いつも少し距離があれば、一緒に旅にだって出られるの。だから、いつも、少し、離れていてくれる?」

彼の鼻先が空に浮かぶ月に向けられたところで、目が覚めた。
ユウコちゃんの交渉はどのような結果に終わったのだろう。ユウコちゃんの旅路に結末はあるのだろうか。

どちらにせよ、犬が接近してくる夢だった。

2007年1月 2日

校歌のレリーフ

工作をしていて思い出したことを。

小学校を卒業するとき、卒業生全員で校歌のレリーフを作った。
それは体育館に飾られるもので、正方形の木の板1枚につき文字が1つ浮き出ているもの。みんなが彫った正方形の板を並べると、少しずつ違う板の色の違いが、なんだかモザイク画のように見えた。

先生が、彫るべき文字が書かれた紙(板にカーボン紙で写す)と板を生徒に配布する。ワタシが思い出したのは、この時の配布の風景。

男の子たちが「めんどくせぇー」などと騒ぐ。
簡単な文字だと喜んでいる子、なんでオレは2枚なんだと文句を言う子、ざわつく教室。配布が終わる頃、ワタシたちは、割り当てられた作業内容の「差」の意味に気が付き始めた。

クラスには彫刻が上手な子もいれば、全然ダメな子もいる。
上手な子には難しい漢字を、それなりの子には簡単な文字を、アレがソレな子には文字なしの部分を...と、先生はその辺りをキチンと踏まえて紙と板を配布していたのだった。

ワタシに割り当てられた文字はもう覚えていないけれど、そんなに難しい漢字ではなかったように思う。みんなよりも枚数が多かったのは確かで、当時から既に「勢いでじゃんじゃん作業する子」だと、先生にバレていたのかもしれない。

クラスで一番難しい漢字は「誇」で、漫画を描くのが上手だったマツモトノブエちゃんに割り当てられた。みんなが納得する人選だったし、実際彼女はとても上手にその文字を彫り上げた。

その時のワタシは、一番難しい漢字を彫るコトになった彼女に、少しだけ嫉妬した。
勢いでガンガン完成させるような人ではなく、難易度の高い作業にじっと向き合うような人になりたいと思った。でも、それは誰にも言わなかった。

2006年11月26日

首を横に振って「うん」

昨日の夕刊(2006/11/25の日経新聞)に載っていた「ところ変われば」というコラムに

実はブルガリアでは「はい」は首を横に振り、「いいえ」は首を縦に振る。「はい」は縦に、「いいえ」は横に振るのが日本どころか世界の常識と思いきや、ブルガリアでは全く逆なのだ。

と書いてあった。来年EUに加盟するブルガリアでは、外国人のビジネスマンが混乱するといけないからジェスチャーを国際標準に合わせる?という人たちもいるけれど、あんまり関係ない一般市民の反応はあまりない...というようなコトも書いてあった。

方言を聞くのが好きなワタシは、もちろんこのテの話しにもワクワクする。コーヒーを淹れながら一人、試しにやってみることにする。

(こうして書くとなんかヘンだけど)

用意したシチュエーションは誰かと食事をしている最中のひとコマ。
相手に「ナカムラさんも飲む?」と聞かれて、嬉しそうに「うん、飲む!」と答えるか、ちょっと申し訳なさそうに「ううん、まだいらない」と答えるか...というモノ。

やってみるとわかるけれど、首を横に振りながら「うん」と言うのも縦に振りながら「ううん」というのも、とーっても難しい。言葉が詰まったり首が斜めに動いたりして、かなり考えないと自然な動きにはならなかった。ついでにyesとnoも試してみたけど、同じくらい難しかった。

ある日の夜。
ローマンチックなお店で食事を終えたブルガリアの恋人たちは、ローマンチックな夜道をお散歩。彼がふと立ち止まり、彼女が振り返る。彼女をまっすぐに見つめる彼、少しうつむく彼女。しばしの沈黙、そしてプロポーズ。彼女は少し頬を赤らめながら嬉しそうに、ゆっくりと首を横に振る。

・・・というようなコトを考えていたら、フフフと一人で笑ってしまった。

2006年11月24日

ワタシたちはオトナになれたか?

ランチタイムはもちろん、お互いの「やらかし振り」の報告会。

会社のオオモリさんは、寝過ごす→上り電車に乗る→寝過ごす→キモチ悪くなり途中下車→復活後下り電車に乗る→寝過ごす→上り電車に乗る→乗り換えを間違える...以下略...という感じ。帰り際のコトなんてさっぱり覚えてないって(笑)

ひとしきり盛り上がった後、3つ違いの彼女と2人で「30オンナとしてコレで良いのかっ!?」という、非常にデリケートな話題に突入。

お母さんが33歳だった時。
ワタシはだいたい5歳くらいだから、利発で気が利く元気な(←本当)幼稚園児ですね。ちなみに、オオモリさん家のお兄ちゃんと同じ歳くらいです。

ワタシのママは決して、遊び歩いてタクシーで帰宅するだなんてコトはありませんでした。えぇそれはもう絶対にそのようなコトはありませんでした。彼女はお酒を飲めなかったらしいのですが、飲める飲めないなどという低次元の問題ではありません。

さらに言えば、背番号Tシャツなど着用していませんでしたし、お手製のお洋服についてアチコチで「このスカート自分で作ったの!」などのアピールもしていませんでしたし、お腹が空いたからといって「はらぺこぺこまる」などと騒いだりするような事もありませんでした。

それはオオモリ家のママも同じこと。
田舎特有の村社会文化に身を置き嫁ぎ先の姑と同居しながら子育てをしている彼女は、決して、お酒の飲みすぎで上り電車と下り電車に交互に乗り続けるようなことなどなかったのです。まぶたをカラフルなメイクで飾ることもなければ、髪の毛を明るい茶色に染めることもなく、高いヒールのロングブーツでおでかけするようなこともなかったのです。

編み物の手を休め、30オンナが2人して、思わず遠くをみつめました。

みんなはどう?
お父さんやお母さんが、今の自分と同じ歳だった頃のことを思い出してみて?

2006年11月20日

食べ物の違い

今日は仕事で一日恵比寿。

ランチはいつもフロアのみんなと一緒に食べる。
フロアの半分を占める日本人の間では納豆が流行中で、みんながグリグリと納豆をかき混ぜている。残りの半分を占めるアメリカ人は誰一人納豆を食べていない。ジェームスさん(仮名)が眉をしかめたので、アメリカのママは食卓に納豆を出さないのかと聞いてみた。

「absolutely not!!!」

とジェームスさん(仮名)が叫び、みんなが笑った。
在米日本人向けに納豆は売られていたし、日本の食文化に完全に溶け込むアメリカ人もいるけれど、普通のアメリカ人はあんなモノは絶対に食べない!と力説していた。

ワタシのママは納豆にごっそりとお砂糖を入れた。
だからワタシはその甘い納豆をその他おかずと同列に扱いながら白いご飯を食べていたし、そのコトについて疑問に思ったコトなど一度もなかったし、その大量のお砂糖がぢつは決してポピュラーな食べ方ではないと知った時は、一種のカルチャーショックだった。

「えぇっ、本当にっ!?」

この話しを披露したら、こんどは日本人が驚く。
アメリカと日本なんていう以前に、ひとくちに「日本」と括ったところで、地域の違いは食べ物の違いに直結しているんだなぁ...と、今日もまたそう思った。

そういえば。
恵比寿駅の、ガーデンプレイスとは反対の方のあの交番の近くに、大きなクリスマスツリーが飾られているね。

2006年11月 3日

ギュッ

いつも買っている「毛糸だま」という雑誌があるのね。

今月発売の2006冬号に「毛糸だまジョイフルニッティング」という1ページのコーナーがあって(p107)、そのコーナーに、とある女性が登場していたの。2歳半の時に視力を失った彼女は、21歳の時に点字図書館でやっていたニットの作品展をきっかけに、お母さんと一緒に編み物を始めたんだって。

彼女が編んだセーターや視覚障害者用の便利アイテム(マークが付いているメジャーなど)と共に、点訳された記号図の写真が載っていたの。

あっ!

上手く言えないけど、胸がギュッとなったの。左上3目の交差模様の記号図をみて「あっ!」と思ったの。胸がギュッとなって、それで、なんかこう、うーんと、とにかく、それはとても大切な発見なの。

話したコトあったかなぁ。
中学1年生の頃、部活とは違う必修のクラブ活動で、ワタシは点字クラブに入っていたの。顧問だった社会の先生の奥さんが盲学校の教師をしていて、それでそんなクラブがあったみたいなんだけどね。

もういまさら、五十音と数字といくつかのアルファベットしか覚えていないんだけど(しかも墨字のみ)、いつか文節区切りをいっぱい勉強して、点訳のボランティアをすることがワタシの長年の野望なの。お家っ子のワタシにはピッタリだと思って。そう思わない?

それでね。
点訳された記号図の写真と長年の野望が、パッと光って重なったの。重なったところに、英語パターン(こういうヤツ)の延々と続く文字が飛び込んできて、胸がギュッとなって、うーんと、もう上手く言えなくてもいいや、とにかくね、とにかく胸がギュッとなったの。

胸がギュッとなったの。

ワタシわかったの、ワタシ決めたの。
今日の「ギュッ」をずっと忘れずにいて、いつかその時がきたら、編み物と点訳を足して2で割ったボランティアをするって。

2006年10月29日

遡ったほうが面白いと思う

履修不足問題で話題の社会科つながりで、歴史の教科書について、ワタシが現役高校生の頃から思っていたことを書いておくことにしよう。

歴史の教科書はとんでもなく昔の出来事から始まる。
それは「日本昔ばなし」なんかよりもずーっと前から始まる。教科書の構成はワタシが小さい頃から(きっとワタシが生れる前から)今日まで変っていないみたいだから、ワタシの意見なんて的外れでイマイチなのかもしれないけど...

歴史の授業は、近代から遡ったほうが面白いんじゃないかしら。生徒たちが過ごした時代の少し前から始まって、徐々に遡っていくほうが面白いんじゃないかしら。

中学生の時も高校生の時も、1学期の初めはどの教科も丁寧に授業が進んだ。そして、3学期の終わりはたいてい時間が足りなくて教科書を一読するだけで授業を終えるようになる。あとは自分で読みなさい...というコトになる。

どうせ時間が足りないのなら。
縄模様の土器を使った暮らし振りやナントカさんが建てたお城のことなんかより、彼らが今過ごしている時間、これから過ごす時間、そんな時間に強烈に影響する出来事を詳しく習ったほうが、面白いんじゃないかしら。ついでに、入試にも近代の事を中心に出せばみんな必死で勉強すると思うの。

ムズカシイモンダイは担当外なので、履修不足モンダイについては、あまりアレコレ意見がありません。
練り餌を横取りするアヒルと戦いながら高校生活を3年間で無事終えたナカムラさんとしては、一生懸命受験勉強に取り組む彼らが、とにかく無事に卒業できますようにと、ただそれだけです。

2006年10月28日

なんか、ワタシ、わかったかも

自動車に詳しいナカムラさんは最近、世の中には「地球にやさしいエコドライブ」なる運転方法がある事、その技のポイントに、急発進をしない事とエンジンブレーキを上手に使う事との2つが入っているコト...を知ったの。

エコロジーとは、つまり節約ってコトでしょう?
よし。レッツ!エコドライブ!!

いつも安全運転のワタシだけど、普段にも増して急発進をしないように心がける。信号が変ったとき、アクセルの踏み込み具合とスピードメーターとの関係に注意する事にした。針が緩やかに左に振れているか確かめることにしたんだ。

信号待ちのたびにそれを繰り返しているうちに、(全国の人はさておき)ワタシにとっては全く意味のない謎のメーター(確か×1000r/minと書いてあったような気がする)の針の動きに気が付いたの。目盛りは確か1から8.5位だったかなぁ。

そのメーターはスピードとは連動していないの。
時速20km以下で2.5になる事もあれば、時速60kmで1.8くらいになる事もあったの。それに、スピードメーターは60を指し続けている間に、謎のメーターの数字が減る事もあったんだ。

さらに気をつけていると。
謎のメーターはスピードではなく、走行中の音と連動しているような気がした。例えば陸橋の上り坂なんかで「ちょいとアクセル踏み込みます」という時、音が大きくなると、針もくいっと左に振れる気がしたの。

なんか、ワタシ、わかったかも。
エコドライブも謎のメーターも、なんか、わかったかも。

エンジンってモーターなんでしょ?
機械がグリグリ回転してるんでしょ?アレでしょ、ミシンと同じってことでしょ?同じだからトヨタブランドのミシンがあるんでしょ?ミシンのフットコントローラーとアクセルって同じモノなんでしょ?

モーターだから音がいつもと違うのはダメで、大きい音もダメで、イキナリ強烈に回転させるのもダメで、スムースに回転速度を上昇させてそれを維持するのが良いんでしょ?モーターを上手に回転させればガソリンの減りが遅くなって、つまるところ「節約=地球にやさしい」なんでしょう!?

ここまでで、自動車に詳しいナカムラさんが導き出した公式
「エコドライブ = ガソリン節約 = 地球にやさしい = 走行中の音が静か」

(後日イシカワさんに、正しいかどうか聞いてみます)

2006年10月23日

セルフサービス

イシカワさんにもらったジッポライターに、オイルを補充した。

自分でも少し不思議だったのだけれど、そういえばオイルの補充はちっともドキドキしない。ワタシの苦手な「バクハツのキケン」が全く感じられなかった。火花が散らないからかしら。

ドキドキしないのは良いんだけど・・・

オイルを補充するときって、手が汚れるね。
指先に油がついて、ヘンなにおいがするのね。気合を入れて泡々で洗わないとにおいが取れないんだね。

コレがちょっとアレだワ。
それは至極当然の事なのだけれど、自分のライターには自分で油を入れなくちゃイケナイのよね。ぼんやり待っていても誰も油を入れてなんてくれないのよね。セルフサービスで対応しなくちゃイケナイんだね。

いつもタバコ屋さんのおばちゃんがくれる100円ライターは、良く点くうえに手も汚れないよ?

・・・皆まで言うまい。
もうしばらく使い続けて、様子をみよう。

2006年10月18日

右回りと左回り

いままでずっとヒミツにしてたんだけど、突発的に「有益な情報はみんなで共有しなくちゃ...」と考え直したの。

だから教えてあげるね。
右回りと左周りの判別方法を。




右回りの「み」をぐるりと伸ばすと、右回りになるの。
左は右の反対だから、左回りが知りたい時は「み」から伸びた線が一周したあたりで突然反対にグルグルやると、わかるの。

スゴいでしょ、スゴいでしょ?

他に「時計回り」があるでしょ。
アレは少し難しいから、なにかの会話で「じゃあ時計回りで」という発言があったら、こっそり腕時計の秒針を見ると良いんだよ。常日頃からこっそり腕時計を見る技を磨いておくと、お仕事打ち合わせなどにも役に立つよ。

ところで。
左右の感覚は、何を食べれば発達するのですか?