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サイキンノイシダユウコ > たまには読書や映画でも

2011/06/03

完璧な赤

「亀になったおばあさん」を読み終えて、次は「完璧な赤―「欲望の色」をめぐる帝国と密偵と大航海の物語」を読んだの。

宣伝文句に「歴史ロマンノンフィクション」と書いてあったんだけど、ワタシは、かなり「ロマン」に重きを置いて読んだんだ。ナントカ5世がどうしたこうした・・・なんてところはさらりと読んで、染色職人ギルドなんて言葉が出てこようものなら、座り直してじっくり。

コチニールというカイガラムシの仲間がいて(コチニール – Google 検索)、この虫は、赤の染料として使われているの。今も現役で、繊維を染めるだけじゃなくて、食紅っていうのかな?食べ物なんかにも使われているよ。

16世紀初頭、スペインはメキシコで、コチニールで染めた赤に出会うの。
当時のヨーロッパでは、赤はとても特別な色。権力を象徴し、勇気を鼓舞し、豊かさだって表す。でも、布を鮮やかに染める技術は、とてもとても難しかったんだって。

スペインは、コチニールを独り占め。
コチニールはヨーロッパの各地に広まって、みんなが欲しがる。独り占めしているスペインから買うのではなく、自前で用意したい。自前で用意するだけじゃなく、よそに売って儲けもしたい。コチニールを求めて海賊に輸送船を襲わせるし、スパイだって送り込む。どうしても、どうしても鮮やかな赤が欲しい!

スペインはよそにコチニールを取られないように秘密を守っていたから、他の国は、そもそもコチニールって何?というところから、わからないの。種?果実?虫?貝?それとも、虫の実??

コチニールが虫だと認定されるまでの経過、鮮やかな赤を生み出す化学染料の登場、赤い服を身につける意味の変化。面白かった。ワクワクした!

これから、お気に入りの部分を読み返すんだー。

2011/05/29

亀になったおばあさん

長くなるのできっかけは省略するけれど、本当にちょっとしたきっかけで「亀になったおばあさん」という、子ども向けの本を読んだ。表紙の感じで「なかなか良いかも?」なーんて思ったのだけれど、そんなに楽しめなかった。

題名通り、エアおばあさんが亀に”変身”しちゃうの。
おばあさんは少しずつ変化して、最終的にリクガメに変身。まるで亀のような状態になるのではなくて、まるっきり、リクガメ。意思疎通は可能だけど、リクガメ。

孫のエリーザは戸惑ったり心配したりしながら、だけどその事実を自然に受け入れて、変身以前と変わらずに、エアおばあさん(亀)を大切にするの。

この変身部分は楽しめたけれど、なにしろタイトルが「亀になったおばあさん」だから、おばあさんに変身の兆候があらわれ始めた時に「あっ、ズバリ亀なのかー」と思ってしまって、んー、なんか残念。

あ、そうそう。
お話しの筋とは直接関係ないけど、印象に残ったところが。

孫のエリーザは10歳で、インターネットの使い方は学校で習っているしお誕生日にパソコンをもらったしで、エアおばあさんがアルダブラゾウガメ(アルダブラゾウガメ – Google 検索)という亀に変身した事を自力で調べるの。

しかも、ニュースグループで知り合った人に対して個人情報漏えいが原因で危険なめに遭わないように注意を払いながら、亀の情報を得たりするの。

ワタシが現役だった頃の児童書ならばもう、絶対にまずは図書館で調べてあたりをつけて、動物園か博物館で確認してからの、アレコレに決まっていますよ。ところが今はもう、インターネットでOKなのです。

時代は発達したなぁと思ってさ・・・

2010/10/06

羊をめぐる冒険

村上春樹の「羊をめぐる冒険」を読んだ。
読む前に「サフォーク種の毛を刈り取って糸紡ぎをするお話し」だと思っていたのに(ウソです)、ちっともそんな事はなかった。

ガールフレンドが帰ってしまった事と、鼠が死んでいた事が、ちょっと気に入らないというか、うんまぁ、だいたいそんな感じ。でも、いるかホテルで話しを聞くところからラストまでは、ワクワクしながら夢中になって読んだよ。

僕はずっと何かを失い続けていて、やっと見つけた羊でさえ鼠さんが決着をつけてしまって、2時間泣いて立ち上がっても、それでもまだ失い続けるのではないかと思った。

2010/08/02

お母さんがよっぽどの美人さんに違いない

暗くなるのを待って、ビールを飲む。
黙ってしみじみビールを飲んだら、脈絡もなく突然「アルマゲドン」が観たくなり、わざわざ着替えてツタヤまで行った。

観たかったのは、メンバーの一人が宇宙に出発する前に、裁判で会えないと決まっている息子に会いに行くシーン。別れた奥さんに帰ってと言われている最中に、小さな息子がやってきて「あのおじさんは誰?」と聞くと、奥さんが「セールスのおじさんよ」と説明するところ。

(あと、ベン・アフレックとリヴ・タイラーの、動物クッキーのところも観たかった。)

その他はあまり観なくても良いのでじゃんじゃんすっ飛ばして、30分くらいで、ビデオタイム終了。

あぁ満足!と思った直後、本当のほんとうのホントウに、あの美人さん(リヴ・タイラー)はスティーヴン・タイラーの娘なのだろうかと、映画が公開されていた当時に強烈に感じた「えー、絶対信じられないよ!」というキモチが再燃。

タイラーという苗字のポピュラー度は知らないが、単に苗字が同じだけだ。よその子に違いない、そうだ、そうに決まっている!

エアロスミスのボーカルさんが動いているところ(彼らの映像という意味)は、あんまり観た事がない。お店で繰り返し観たのは、3種類くらいかなぁ?思い浮かぶレコードのジャケットも、お顔がしっかり大きく写っているヤツはない。

そんなワタシのイメージだと、スティーヴンさんはいかなる場合においても大きな口をあけ、しわくちゃの顔で歌っている。あの美人さんのお父さんだなんて、到底思えない。

・・・で、わざわざ検索をして YouTube – I don’t want to miss a thing を確認してみると、ボーカルさんのお顔はビックリするくらい変わっていない。

ますます深まる「えー、絶対信じられないよ!」というキモチ。

さらに検索をすすめると、お母さんはモデルちゃんだったらしい。
これ以上に「大きなお世話」というコトはないような気がしてならないけれど、とにかくこれはもう、お母さんがよっぽどの美人さんに違いない。

2010/03/17

ウルウルスイッチ

陽のあたる教室」を、また観てしまった。
毎回同じ所で思わず袖口で2回涙をぬぐう程度に、ウルウルしてしまう。

ウルウルスイッチは、諸条件を揃える事さえできれば、映画も音楽も本も友達も何もなくても、カチッと入れる事ができる。

ただ、諸条件を揃えるのは意外と難しい。
そんな時は、安心して観られる映画だ。そういう映画は、手っ取り早く諸条件を揃える手助けになる。

2009/10/29

そういえばもう治った

すっかり忘れていたけれど、アレルギー症状がいつのまにか治まっている。
14日分の薬はちゃんと全部飲んだ。飲み終わった直後に「薬が足りないなぁ」と思ったおぼえはないので、その頃にはだいたい治っていたのだろう。

検査しなくても別に良いと言っていたお医者は、秋の花粉ならしばらくして植物が枯れると治まるよ?とも言っていた。

キモチで負けるといけないので頑として認めないけれど、やっぱり秋の花粉症なのかもしれないなぁ…と、そういうキモチが芽生えた。

ひとつ安心した事がある。
それは、アレルギーと糸紡ぎとは関係なさそうだという事。編み物のお友達数人に「羊毛と関係ないと良いね」と言われて、ちょっとドキドキしていたのだ。

アレルギーの事はさっぱりわからないけれど、毎日練習を続けていても大丈夫って事は、少なくとも羊毛は関係がなさそう。ついでに、ハウスダストも大丈夫みたいだ。

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